霧舎巧さんの『ドッペルゲンガー宮《あかずの扉》研究会流氷館へ』を読みました。
都心から離れ、バスの本数もかなり限られている場所にある流氷館。
そこでは推理小説の同人サークルによる推理イベントが開催されている。
今年は、主宰者の孫である氷室涼香を探すという趣向らしい。
昨年、涼香は学校でいわれのないいじめを受け、流氷館に帰ってきたという。
今年、そのいじめの間接的な原因となった少女が謝罪に現れた。
次々と飛び込みで現れる参加者は、偶然にも合計10人。
閉ざされた屋敷で、連続殺人が開始された。
隠し部屋があったり、もう一つの流氷館があったり、ミステリの洋館の醍醐味が味わえます。
しかも、そういうからくりがあったとは!かなり意表をつかれました。
さらに、この館があったための悲劇は読んでいて辛かったです。
殺人者の狂っているなりの理屈というのも、それなりに筋道が通っているように感じました。
屋敷の内外、一人ずつの名探偵というのも面白かったです。
都心から離れ、バスの本数もかなり限られている場所にある流氷館。
そこでは推理小説の同人サークルによる推理イベントが開催されている。
今年は、主宰者の孫である氷室涼香を探すという趣向らしい。
昨年、涼香は学校でいわれのないいじめを受け、流氷館に帰ってきたという。
今年、そのいじめの間接的な原因となった少女が謝罪に現れた。
次々と飛び込みで現れる参加者は、偶然にも合計10人。
閉ざされた屋敷で、連続殺人が開始された。
隠し部屋があったり、もう一つの流氷館があったり、ミステリの洋館の醍醐味が味わえます。
しかも、そういうからくりがあったとは!かなり意表をつかれました。
さらに、この館があったための悲劇は読んでいて辛かったです。
殺人者の狂っているなりの理屈というのも、それなりに筋道が通っているように感じました。
屋敷の内外、一人ずつの名探偵というのも面白かったです。