菅浩江さんの『夜陰譚』を読みました。
ハードカバーで買いながら今まで読まなかったのは・・・表紙から帯から怖そうだったからです(^^;)
実際怖かったのですが、それは現実の人間が一番怖いということ。
夜に自分のイメージしたものに変化してしまう『夜陰譚』
ドメスティックバイオレンスを逆手にとった『つぐない』
幻想の中でかまきりになる女性の話『蟷螂の月』
人魚の鱗が理想の出会いを生み出すかもしれない『贈り物』
叔母からの継承は和服と着付けだけではなかった『和服継承』
できる女・佐伯敦子と結婚までの腰掛仕事として働いている脇屋香津実の幻想的逆転劇『白い手』
日本舞踊界の闇(フィクションですよ)と幻想的側面、主人公の業がからみあった物語『桜湯道成寺』
雪の精霊のような存在にある意味救われることになる残酷な『雪音』
女の闇の面、値踏み、傲慢さをえぐるように描いた『美人の湯』
どれも面白かったです。とても残酷なんですけどね。
ハードカバーで買いながら今まで読まなかったのは・・・表紙から帯から怖そうだったからです(^^;)
実際怖かったのですが、それは現実の人間が一番怖いということ。
夜に自分のイメージしたものに変化してしまう『夜陰譚』
ドメスティックバイオレンスを逆手にとった『つぐない』
幻想の中でかまきりになる女性の話『蟷螂の月』
人魚の鱗が理想の出会いを生み出すかもしれない『贈り物』
叔母からの継承は和服と着付けだけではなかった『和服継承』
できる女・佐伯敦子と結婚までの腰掛仕事として働いている脇屋香津実の幻想的逆転劇『白い手』
日本舞踊界の闇(フィクションですよ)と幻想的側面、主人公の業がからみあった物語『桜湯道成寺』
雪の精霊のような存在にある意味救われることになる残酷な『雪音』
女の闇の面、値踏み、傲慢さをえぐるように描いた『美人の湯』
どれも面白かったです。とても残酷なんですけどね。