北村薫さんの『野球の国のアリス』を読みました。
アリスが宇佐木さんの後を追いかけていったら、彼は時計屋の店先の大きな鏡の中にすうっと入っていった。
アリスも真似をしてみると、とろり……突き抜けて裏の世界に肩から突っ込んでしまった。
そこでは裏の野球大会があって、中学生になっても女の子が出場できると言う……
でも、裏返しの日本一を決める大会なんてとんでもない話だ。
アリスたちは、世の中を変えるために動き出した。
「はじめに」で書かれているように、子どもたちに自分で考えることの大切さを伝えたくて
書かれた物語なのだと思います。だから、少し物足りない感じもします。
爽快感はありません。それをどうすればいいのか考えて欲しいという話なのかもしれません。
アリスが宇佐木さんの後を追いかけていったら、彼は時計屋の店先の大きな鏡の中にすうっと入っていった。
アリスも真似をしてみると、とろり……突き抜けて裏の世界に肩から突っ込んでしまった。
そこでは裏の野球大会があって、中学生になっても女の子が出場できると言う……
でも、裏返しの日本一を決める大会なんてとんでもない話だ。
アリスたちは、世の中を変えるために動き出した。
「はじめに」で書かれているように、子どもたちに自分で考えることの大切さを伝えたくて
書かれた物語なのだと思います。だから、少し物足りない感じもします。
爽快感はありません。それをどうすればいいのか考えて欲しいという話なのかもしれません。