こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

血統

2010-08-04 00:00:00 | 未分類
門井慶喜さん『血統』を読みました。

日本画家を父に持ち、自らも画家を志しながらも、ペットの絵を描く仕事にたずさわるようになった一雅。
彼が、白いダルメシアンのブリーダーに出資することに決めて間もなく、そのブリーダーは、
原因不明の死体として発見された。

ブリーダーの死因が解明されていくとともに、一雅の世界観も変わっていくところが興味深いです。
安易なペットブームに対する警鐘もなされているところが、またいいです。
ただ、終わり方があっけなかったかとも思います。

コメント
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