豚の肉の部位をテーマに書かれた短編集です。
「武闘派の爪先」は、豚足が苦手な主人公が何とも情けない状況に陥ります。
あまりにも哀れなので、こんなのが続くのは嫌だなあと思いながら読み進めましたが、結構バラエティに富んでいて面白く読めます。
中でも、中年の男性が主人公の「肩の荷(+9)」と男子大学生が2歳年上の女子大生に告白する「魚のヒレ」そして、ハム好きの男子小学生が塾で出会った他校の女の子との交流と事件を描いた「ほんの一部」が好きです。
特に「肩の荷(+9)」は中堅管理職の悲哀を感じつつも、それでも信頼のおける仲間が周囲にいることが、心強い物語でした。
おすすめです。
「武闘派の爪先」は、豚足が苦手な主人公が何とも情けない状況に陥ります。
あまりにも哀れなので、こんなのが続くのは嫌だなあと思いながら読み進めましたが、結構バラエティに富んでいて面白く読めます。
中でも、中年の男性が主人公の「肩の荷(+9)」と男子大学生が2歳年上の女子大生に告白する「魚のヒレ」そして、ハム好きの男子小学生が塾で出会った他校の女の子との交流と事件を描いた「ほんの一部」が好きです。
特に「肩の荷(+9)」は中堅管理職の悲哀を感じつつも、それでも信頼のおける仲間が周囲にいることが、心強い物語でした。
おすすめです。