こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『さようなら、ロビンソン・クルーソー<八世界>全短編2』ジョン・ヴァーリイ

2016-07-22 19:39:53 | 読書感想
彗星’’に核融合エンジンを埋め込み、くり抜いて客室や食料庫、乗務員の居住区を掘り出し、宇宙船として整備し、太陽への観光旅行に使っていたものの、これが最終便となった。「びっくりハウス効果」

二度目の幼年期を冥王星で迎えたピリの最後の夏休みの表題作。

ブラックホールを捕まえて動力ステーションで活用するために、多くの人々が発見者になり金持ちになりたいと行動し、命を失っていた。
そんな中、ザンジアの母(本当はクローンのザンジアの遺伝子供給元) ゾウイは、3回もブラックホールを手に入れ金持ちになっていた。
ある日、ザンジアが口を利くブラックホールに出会うまでは。「ブラックホールとロリポップ」

これらとあと3作品とも地球人が侵略者から地球を追い出されて他惑星で暮らすようになった世界を描いています。
追い出されてもかなり高度な科学技術を持っていて、表題作を読むまでは、ピリは人類以外の者と思ったくらいです。
<八世界>全短編は、1もあるようですので、機会があれば読んでみたいと思っています。
面白かったです。
コメント
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