こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『緑の扉は夢の入り口 第一の夢の書』ケルスティン・ギア

2018-06-12 19:30:39 | 読書感想
リヴと妹のミアは、オックスフォード大学で教鞭を執る事になった学者の母と、少し郊外にある十八世紀に建てられたコテージに居場所を見つけられたはずだった。
しかし、母親が新しい恋人を見つけ彼の家族との同居を願ったため、ロンドンの街中で義父と義兄姉と暮らす事となった。

そんな同居を始めたある晩、夢の中に新しい学校で見かけた男子四人組の人気者が現れる。
妙にリアルなその夢で、彼らは墓地に集まり怪しげな儀式を行っていた。

前のシリーズはタイムトラベルものでしたが、今回は夢とホラーを取り扱ったものでしょうか?
おどろおどろしい面もありつつコメディタッチで、リヴがリアリストなため、さほど怖いものではありません。
今回、諸悪の根源が去ったように見えて、まだまだ災厄をまき散らしそうな様子。
リヴたちが魔物を追い払い、現実に戻ってくるまでの冒険が楽しみです。
コメント
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