こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『もういちどベートーヴェン』中山七里

2019-06-12 19:49:18 | 読書感想
2006年4月。
天生高春は、三浪して司法試験に合格。
検察官を目指すために司法研修所に入り、そこで司法試験にトップで合格した岬洋介と出会う。

偶然にも、同じクラスの同じグループとなった天生と岬。
天才肌で観察眼も鋭いが、ある殺人事件の被疑者にこだわり、単独行動しようとする岬から目が離せない天生は、お目付け役として付いて回るうち、彼の本音を知ってしまう。

果たして、その殺人事件の真相と、岬の将来の選択とは?

中山さんのデビュー作から登場している岬洋介が、ピアニストになる前の事件です。
天は二物を与えないと言うけれど、こう云う事もよくありそうです。

あと、この物語に出てくるベートーヴェンの「交響曲第6番 田園」カルロス・クライバー指揮のCDを探してみたのですが、どうも、廃盤らしいです。良くてもメーカー品切れかな?
キングインターナショナルさんのインターネット通販でも扱っていませんでした。
中古を探すしか、無いかな?
早速、探したご近所の中古屋さんには無かったし、遠出をした時にでも、探してみます。
単純に、「田園」のCDは持っているのですが、どう違うのか気になりまして。

それ抜きにしても、とても面白い作品ですので、お薦めします。
コメント
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