こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『チャリング・クロス街84番地(増補版)』へレーン・ハンフ

2022-07-02 19:44:14 | 読書感想
 
gooブログの不具合で、こちらの感想が一日遅れになりました。
著者へレーン・ハンフ女史と英国の古書店マーカスの書店員との書簡集です。

彼女がこの書店に欲しい書籍のリストを送った事から、手紙のやり取りが始まります。

このハンフ女史、当時はハンフ嬢。
ユーモアと言えば聞こえはいいかもしれませんが、本がなかなか届かないからと「ただ、すわり込んでいるだけなのでしょう」とは、ずいぶんな言いぐさです。
そう思われるなら、ご自分の足とお金でお探しになってはいかがでしょうか?
なかなか届かないので、不安といら立ちがあるのは分かります。
でも、ものの言い方が上から目線ですよねえ?
結構「お客様は神様症候群」かと思います。

それでも救いなのは、彼女が当時英国で物不足な中に、様々な食料品を送っていた事でしょう。
それがなければ、理不尽なクレーマーとして切られていたと思います。

せっかく心温まる書簡集として書かれているのに、申し訳ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする