こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

「作家デビュー40周年記念エッセイ『いつまでやる気?』」&「作家デビュー40周年特別企画『草上仁が読みたい!』」2022年SFマガジン12月号掲載

2022-10-27 20:26:24 | 草上仁
 
相変わらず草上さんは奥ゆかしいというのか、表紙に何も書いていないのにこっそりこんな事してるんだもんなあ。

さてエッセイでも書いて下さっている通り、草上さんは作家生活40周年にあたり、まだまだ新作を書いて下さる気満々のご様子。
さらに今回は特別企画として、未発表短篇作品から読者投票で次号掲載作を決めるという、面白くも罪な話が載っています。
なぜ罪かって?
そりゃ、全部読みたいからに決まっています。

それはともかくこの企画は、読者が5作品のタイトルとあらすじから判断して、QRコードからの専用フォームからか、はがきでの投票が出来るようになっています。

もちろん私は早速投票いたしました。
1作品だけですよ?もちろん。
ただし、草上さんへのメッセージの記入欄もあったので、それにかこつけて全部読みたいですとの念押しはしております。はい。
担当編集者様もご覧になっているでしょうし、ここは宜しくと伝えておくべきではと思ったもので。
いやー、年を重ねると図々しくなりますなあ(笑)

いえ本当に、どれも興味深くて読みたいのは事実なんですよ。
迷っちゃう(苦笑)
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『貧者の核兵器』草上仁(2022年SFマガジン12月号掲載)

2022-10-27 19:59:46 | 草上仁
 
しょっぱなではありますが、私は不勉強にもこのタイトルの意味するところを知りませんでした。
ああ、恥ずかしい(;^_^A

気を取り直して、この作品の舞台はとても貧しい共和国の国立戦略兵器第一研究所。
研究所と銘打ってはいても、すべての機材が故障し備品も壊れ、材料も考えられない有様。

そんな苦しい状況の研究員たちがすがったのが、禁断の研究なのだった・・・と来れば、まだ良かったのでしょうが、話が進めば進むほど情けない状況に・・・。

何と申しましょうか、今の世界情勢や日本の状況を考えると、あまり笑えない面もあったりして困ります。
早く他人事のように笑い飛ばせる時代が来る事を願っています。
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