こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『都会のトム&ソーヤ(16)スパイシティ』はやみねかおる

2019-03-28 19:39:30 | 読書感想
創也とのケンカの末、内人は初めて自分一人でR・RPGを創る事となった。

同じ頃、竜王デパートで世界の奇書展が厳重な監視の下、開催された。

やっと完成したゲームのテストプレイを行っていると、内人の思惑とは外れた不穏な方向へと展開していく。

今までも、創也が目標としていて、いずれは超えるつもりの栗井栄太ご一行様から始まって、様々なライバルや障害が現れてきましたが、ここに来て、また新たな壁となる者が登場してきました。
はやみねさんは、このシリーズをどのくらいのスケールで終わらせるおつもりなのでしょうか?
話がどんどん広がっていって、収拾するのが大変になっていきそうなのですが。

あと、創也と内人を見ていると、ペットショップボーイズの「オポチュニティーズ」を思い出してしまいます。「俺は頭がいい。お前は顔がいい。二人で金儲けしようぜ」という身もふたもない歌詞だったと思うのですが(^^;)
で、ここで、創也は頭脳労働、内人は肉体労働、ということは、染之助・染太郎師匠じゃないですかあっ!と、気づいてオチもついたところで、次回も楽しみにしたいと考えております。
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