高校1年生の貫地谷マイは、よく病気をするという弱点があり、幼なじみで隣人の山名井ゲンキが、お見舞いがてら学校から来るプリントなどを彼女に届けるのが日常の一部になっている。
マイは床に臥せっている時間が長く、そのかなりの割合を推理小説を読んで過ごしたために、自分の頭脳を働かせて何らかの謎を解くのが生きがいになってしまった。
そのため、ゲンキが来た時には謎めいた話をせがみ、そのうちゲンキの日課が謎を探す事になってしまった。
マイが夏風邪を引いた時には、不良っぽい男子高校生が万引きしているのを目撃され、スマホで撮影もされたにも関わらず、品物が失われていないという現象が起きた。
殺人事件こそ起きていないのですが、謎を解いてしまうと何とも後味の悪い気分になる、日常ミステリでした。
唯一「熱中症と《持ち去られた短冊》」が穏やかに読めた作品でした。
あと、健康体でいる時のマイはあんなにも可愛い性格で、でも、謎に無関心な少女なんですね。
あの落差には、驚きました。
マイは床に臥せっている時間が長く、そのかなりの割合を推理小説を読んで過ごしたために、自分の頭脳を働かせて何らかの謎を解くのが生きがいになってしまった。
そのため、ゲンキが来た時には謎めいた話をせがみ、そのうちゲンキの日課が謎を探す事になってしまった。
マイが夏風邪を引いた時には、不良っぽい男子高校生が万引きしているのを目撃され、スマホで撮影もされたにも関わらず、品物が失われていないという現象が起きた。
殺人事件こそ起きていないのですが、謎を解いてしまうと何とも後味の悪い気分になる、日常ミステリでした。
唯一「熱中症と《持ち去られた短冊》」が穏やかに読めた作品でした。
あと、健康体でいる時のマイはあんなにも可愛い性格で、でも、謎に無関心な少女なんですね。
あの落差には、驚きました。
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