高田郁さんの『銀二貫』を読みました。
安永七年(1778年)、睦月。
仇討ちで父を殺され、自らも殺されそうになったところを、銀二貫で救われた十歳の少年、鶴之輔。
危ないところを救ってくれた井川屋の主、和助の元で、丁稚の松吉として働くこととなった。
本来なら、大火で焼けてしまった天満宮再建に寄進するための銀二貫。
番頭の善次郎に嫌味を言われながらも、身を粉にして働く松吉。
果たして松吉はどのように成長するのか、銀二貫の寄進はいつできるのか。
なかなか貯まらない銭と、続く不運に気をもみながら読み続けました。
でも、暗闇の中に一筋の光が差すように、あれよあれよと思う間もなく、
伏線が生かされた思いがけない展開に。
情けは人のためならず、というのを地で行く物語で、面白く読めました。
安永七年(1778年)、睦月。
仇討ちで父を殺され、自らも殺されそうになったところを、銀二貫で救われた十歳の少年、鶴之輔。
危ないところを救ってくれた井川屋の主、和助の元で、丁稚の松吉として働くこととなった。
本来なら、大火で焼けてしまった天満宮再建に寄進するための銀二貫。
番頭の善次郎に嫌味を言われながらも、身を粉にして働く松吉。
果たして松吉はどのように成長するのか、銀二貫の寄進はいつできるのか。
なかなか貯まらない銭と、続く不運に気をもみながら読み続けました。
でも、暗闇の中に一筋の光が差すように、あれよあれよと思う間もなく、
伏線が生かされた思いがけない展開に。
情けは人のためならず、というのを地で行く物語で、面白く読めました。