終生、俳句を文芸の域に高めることに尽力し、文芸全般とべーすぼーるを愛した正岡子規。
後に文学者となった様々な人々との交流。
特に、夏目漱石との親交を描いたのがこの作品です。
交友関係もさることながら、母・八重と妹・律の日常から病床までの献身的な奉仕には頭が下がる思いがしました。
ただ、子規の金銭への無頓着さは、あれはどうもいけません。
本人が愛すべき人物だったせいもありますが、友人・家族に恵まれていたという他ありませんね。
とはいえ、とても面白かったです。
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