森奈津子さんの『地下室の幽霊』を読みました。
2年前の著作で、主人公は小学生。
知らない間に、こんな本を書いていらしたのですね。
さて、主人公の本田衣緒は六年生に進級するが、仲良しの友達とは別のクラスになってしまった。
新しいクラスで班作りをするときに、好きな者同志では仲間はずれになるかもと思っていたら、
「わたしと同じ班になりたいなどという人間は、この学校にはいないと思われるからです」と反対する子が現れた。
名前は高橋一子。変わった子だが、いじめられている風でもなく、どうどうとしている。
一子を気に入った衣緒は、友達になろうとする。
素直じゃない一子だけれど、頭が良くて頼りになる。スポーツの得意な衣緒とはいいコンビだ。
そんな中、クラスの男の子たちが、桜ヶ丘の幽霊屋敷を探検した話をする。頭から否定する一子。
病院に入院している衣緒のおばあちゃんにその話をすると、そのお屋敷で一緒に遊んだ女の子の幽霊の話をしてくれる。
基本的にはミステリですね。
そして、思いやりに満ちた物語だと思います。
あと、再読になりますが矢崎存美さんの『クリスマスのぶたぶた』を読みました。
サンタクロースの格好をした、バレーボールくらいの大きさのピンクのぶたのぬいぐるみ。
精神は誠実で思いやりにあふれた中年の男性、山崎ぶたぶた氏。
クリスマスイブの一日、忙しく働きながら様々な人々に優しさを振りまいていきます。
でも、一番好きなのは、二人の娘のお父さんとしての姿。
温かな気持ちになります。
そうそう、奥さんも娘さんも人間なのですよ。娘さんと血がつながっているみたいです。
最後に、27日の話がついてきます。これは、単行本にはありませんでした。
これも、人とのつながりを大事にするぶたぶたさんらしくて、素敵な物語です。
2年前の著作で、主人公は小学生。
知らない間に、こんな本を書いていらしたのですね。
さて、主人公の本田衣緒は六年生に進級するが、仲良しの友達とは別のクラスになってしまった。
新しいクラスで班作りをするときに、好きな者同志では仲間はずれになるかもと思っていたら、
「わたしと同じ班になりたいなどという人間は、この学校にはいないと思われるからです」と反対する子が現れた。
名前は高橋一子。変わった子だが、いじめられている風でもなく、どうどうとしている。
一子を気に入った衣緒は、友達になろうとする。
素直じゃない一子だけれど、頭が良くて頼りになる。スポーツの得意な衣緒とはいいコンビだ。
そんな中、クラスの男の子たちが、桜ヶ丘の幽霊屋敷を探検した話をする。頭から否定する一子。
病院に入院している衣緒のおばあちゃんにその話をすると、そのお屋敷で一緒に遊んだ女の子の幽霊の話をしてくれる。
基本的にはミステリですね。
そして、思いやりに満ちた物語だと思います。
あと、再読になりますが矢崎存美さんの『クリスマスのぶたぶた』を読みました。
サンタクロースの格好をした、バレーボールくらいの大きさのピンクのぶたのぬいぐるみ。
精神は誠実で思いやりにあふれた中年の男性、山崎ぶたぶた氏。
クリスマスイブの一日、忙しく働きながら様々な人々に優しさを振りまいていきます。
でも、一番好きなのは、二人の娘のお父さんとしての姿。
温かな気持ちになります。
そうそう、奥さんも娘さんも人間なのですよ。娘さんと血がつながっているみたいです。
最後に、27日の話がついてきます。これは、単行本にはありませんでした。
これも、人とのつながりを大事にするぶたぶたさんらしくて、素敵な物語です。