<アメ>と呼ばれる仕事をしている<わたし>が<カオア界>を訪れて、三世代で牧歌的な暮らしを営んでいる家庭に旅人として泊まり、仕事を果たしていく。
その過程を<わたし>とその家族それぞれの視点から描いたのが、この物語である。
<わたし>の正体ばかりか<カオア界>も含めたこの世界も謎だらけで、頭を?でいっぱいにしながら読みました。
明かされてみると、この世界の形もそれなりに納得のいく、むしろ現実よりもうまくいっているように思えるものでした。
なるほど、死神となるか福音となるかは、本人次第ですね。
面白かったです。
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