こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

やにゃかさんぽ

2011-04-24 00:00:00 | 未分類
わかつきめぐみさんのコミックス『やにゃかさんぽ』を読みました。

谷中霊園に捨てられていた子猫、やにゃか。

彼が、エドさんを始め、猫仲間とめぐる谷中・根津・千駄木界隈の物語です。

やにゃかが、子猫から若猫に成長する過程も楽しいのですが、土地の風情の紹介も味わい深くていいです。

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長崎・ばてれん列車殺人号

2011-04-23 00:00:00 | 未分類
辻真先さん『長崎・ばてれん列車殺人号』を読みました。

長崎の第三セクター松浦鉄道にウエディングトレインを走らせる計画が持ち上がり、
瓜生慎は『鉄路』の取材のため、妻の真由子と共に、長崎に飛んだ。

事件の初めは、この列車での挙式第一号になるはずのカップルの結婚を邪魔しようとする犯人を、
捜す事から始まった。

それが、連続殺人やがては密室殺人へと発展していく。
犯人は誰なのか?その動機は?

今回、真由子さんの人脈も利用しているあたり、さすが無駄がありません。
しかし、どことなく後味の悪い事件でした。
まあ、後味のいい事件というのも無いのでしょうけど。

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ミニスカ宇宙海賊5白銀の救難船

2011-04-22 00:00:00 | 未分類
笹本祐一さん『ミニスカ宇宙海賊5白銀の救難船』を読みました。

赤毛の詐欺師相手の神経戦と艦隊戦。
戦闘そのものよりも、心理面で手に汗握る戦いですね。
さて、オデットII世号の行く末は?
次巻が楽しみです。

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不思議の扉 ありえない恋

2011-04-21 00:00:00 | 未分類
大森望さん編集によるアンソロジー『不思議の扉 ありえない恋』を読みました。

メンバーは、川上弘美さん、川端康成さん、小林泰三さん、椎名誠さん、シオドア・スタージョンさん、
梨木香歩さん、万城目学さん、三崎亜記さん
です。

梨木香歩さんの「サルスベリ」と小林泰三さんの「海を見る人」は再読ですが、
植物の恋の前者も、時を超える恋である後者も、味わい深いものがあります。

今回特に気に入ったのは、シオドア・スタージョンさんの「不思議のひと触れ」
三崎亜記さんの「スノードーム」万城目学さんの「長持の恋」です。
スタージョンさんのは、人魚との恋。
三崎さんのは、ショーウインドウの中の女性への恋。
万城目さんのは、時を超える恋。
どれも、ストレートなラブストーリーです。
川端康成さんの「片腕」も、少しエロティックでありながら、清潔感があって、好きです。

そうですね。
これらを読んでみて、スタージョンさんは、他の作品も読もうと思いました。

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星ぼしの荒野から

2011-04-20 00:00:00 | 未分類
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアさん『星ぼしの荒野から』を読みました。

宇宙人が地球にやってきて、善人だけを楽園のような惑星に招待してくれた。
しかし、それには裏があって・・・「天国の門」

ちょっとすぐれない気分の時に読み始めたので、初っ端から気持ちをくじかれましたが、
「ラセンウジバエ解決法」の頃には、回復していたので、楽しめました。
何より、「汚れなき戯れ」「星ぼしの荒野から」「たおやかな狂える手に」は、
私の好みにピッタリでした。
つらい話もありますが、おすすめです。

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