こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

お菓子の髑髏

2012-09-18 00:00:00 | 未分類
レイ・ブラッドベリさん『お菓子の髑髏』を読みました。

今年の5月、何の気なしに久しぶりに購入したブラッドベリの本。
1985年に徳間文庫から刊行された「悪夢のカーニバル」を改題・再編集したものだそうです。
それからしばらくして届いた氏の訃報で、追悼読書はこれと思いました。

短編ミステリ集なので、ブラッドベリの中心的作品群からは外れているのかもしれませんが、
やはり、彼らしい幻想味にあふれたものが多く、楽しく読めました。

衝撃的だったのは「幼い刺客」と「生ける葬儀」
「用心深い男の死」は、読んだ覚えがあります。
お気に入りは「わが怒りの炎」以外ですね。
子どもの目から見た殺人事件「トランク・レディ」も好きです。

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『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』岩崎夏海

2012-09-17 20:04:06 | 本と雑誌
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2009-12-04

東京都立程久保高校の川島みなみは、高校二年生の七月半ば、夏休み直前に
野球部のマネージャーになった。
彼女の目標は「野球部を甲子園に連れて行く」ことだった。

本屋で「マネージャー」、あるいは「マネージメント」に関する本を聞いたところ、出てきたのはピーター・F・ドラッカー著「マネジメント〔エッセンシャル版〕」だった。

購入して読んでみて、「企業経営」について書かれた本だと分かったが、それにもめげず何らかの参考にしようと読み進めた。
そして実際に、マネージャーの仕事に当てはめ、野球部を改革していったのだった。

この本は、難しそうな経営学の本を噛み砕いて分かりやすく、面白く感動的な物語にしてくれています。
図書館にリクエストを出して半年?一年?待ったでしょうか?
ベストセラーになったのが、分かります。

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もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2012-09-17 00:00:00 | 未分類
岩崎夏海さん『もし高校野球のマネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を読みました。

東京都立程久保高校の川島みなみは、高校二年生の七月半ば、夏休み直前に
野球部のマネージャーになった。
彼女の目標は「野球部を甲子園に連れて行く」ことだった。

本屋で「マネージャー」、あるいは「マネージメント」に関する本を聞いたところ、
出てきたのはピーター・F・ドラッカー著「マネジメント〔エッセンシャル版〕」だった。

購入して読んでみて、「企業経営」について書かれた本だと分かったが、それにもめげず
何らかの参考にしようと読み進めた。
そして実際に、マネージャーの仕事に当てはめ、野球部を改革していったのだった。

この本は、難しそうな経営学の本を噛み砕いて分かりやすく、面白く感動的な物語にしてくれています。
図書館にリクエストを出して半年?一年?待ったでしょうか?
ベストセラーになったのが、分かります。

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『雲の王』川端裕人

2012-09-16 20:04:45 | 本と雑誌
雲の王 雲の王
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-07-05

南雲美晴は、高層気象台に勤め、観測気球チームに所属している。
息子の楓大と二人暮らしをしており、もう一人の肉親である兄は、世界を飛び回って、生死不明だった。

そんな兄から届いた手紙には、住所だけが書かれていた。
そこは、美晴の知らない彼ら兄妹の郷を示すものだった。

美晴の一族の持つ気象を観る力と、現代科学による気象観測。
こういう物語にありがちな不思議な能力の称賛に陥らず、かと言って、科学万能にも偏ることのない展開は、バランスがとれていて良心的だと思います。
面白かったのですが、優等生的な物足りなさを感じたところもありました。

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雲の王

2012-09-16 00:00:00 | 未分類
川端裕人さん『雲の王』を読みました。

南雲美晴は、高層気象台に勤め、観測気球チームに所属している。
息子の楓大と二人暮らしをしており、もう一人の肉親である兄は、世界を飛び回って、生死不明だった。

そんな兄から届いた手紙には、住所だけが書かれていた。
そこは、美晴の知らない彼ら兄妹の郷を示すものだった。

美晴の一族の持つ気象を観る力と、現代科学による気象観測。
こういう物語にありがちな不思議な能力の称賛に陥らず、かと言って、科学万能にも偏ることのない展開は、
バランスがとれていて良心的だと思います。
面白かったのですが、優等生的な物足りなさを感じたところもありました。

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