こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『雲の王』川端裕人

2012-09-16 20:04:45 | 本と雑誌
雲の王 雲の王
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-07-05

南雲美晴は、高層気象台に勤め、観測気球チームに所属している。
息子の楓大と二人暮らしをしており、もう一人の肉親である兄は、世界を飛び回って、生死不明だった。

そんな兄から届いた手紙には、住所だけが書かれていた。
そこは、美晴の知らない彼ら兄妹の郷を示すものだった。

美晴の一族の持つ気象を観る力と、現代科学による気象観測。
こういう物語にありがちな不思議な能力の称賛に陥らず、かと言って、科学万能にも偏ることのない展開は、バランスがとれていて良心的だと思います。
面白かったのですが、優等生的な物足りなさを感じたところもありました。

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雲の王

2012-09-16 00:00:00 | 未分類
川端裕人さん『雲の王』を読みました。

南雲美晴は、高層気象台に勤め、観測気球チームに所属している。
息子の楓大と二人暮らしをしており、もう一人の肉親である兄は、世界を飛び回って、生死不明だった。

そんな兄から届いた手紙には、住所だけが書かれていた。
そこは、美晴の知らない彼ら兄妹の郷を示すものだった。

美晴の一族の持つ気象を観る力と、現代科学による気象観測。
こういう物語にありがちな不思議な能力の称賛に陥らず、かと言って、科学万能にも偏ることのない展開は、
バランスがとれていて良心的だと思います。
面白かったのですが、優等生的な物足りなさを感じたところもありました。

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