こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

旅猫リポート

2013-08-17 00:00:00 | 未分類
有川浩さん『旅猫リポート』読みました。

交通事故にあったところを宮脇悟に助けられた野良猫は、尻尾が7の形に曲がっているところから、
雄でありながらナナと名付けられ飼い猫となった。

それから五年後、悟はナナと暮らせなくなり、新たな飼い主を訪ねて旅に出ることとなった。

様々な友人を訪ねるうちに明らかになる悟の人生。
そしてなぜ悟はナナを手放さなくてはならなくなったのか?

切なさの中にも温かさと爽やかさのある物語でした。

表紙のナナの絵は、佐藤さとるさんの絵を描いておられる方のものですよね。
ナナの可愛さの中にもたくましさを秘めている姿が、よく表されていると思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『碧空のカノン』福田和代

2013-08-15 19:48:31 | 本と雑誌
碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート 碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2013-02-16

鳴瀬佳音は、航空自衛隊航空中央音楽隊に所属し、アルトサックスを担当している。

隊舎で同室の安西夫人(独身)には、色んな騒ぎを呼ぶ人物と認識されている。
何でも、入隊一年目で盲腸炎になって救急車で運ばれ、二年目で自転車に轢かれて足の甲を骨折、三年目には掃除の勢いが余って窓ガラスを叩き割り、四年目と五年目には外出先で食中毒になったそうな。

そんな佳音のいる音楽隊で起こる日常の不思議を描いたこの作品。
どの謎も、解かれたあとも温かい気持ちにさせてくれます。
そして、周りの人は先刻承知の佳音への謎かけが本人の知るところとなるのは、いつのことでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

碧空のカノン

2013-08-15 00:00:00 | 未分類
福田和代さん『碧空のカノン』を読みました。

鳴瀬佳音は、航空自衛隊航空中央音楽隊に所属し、アルトサックスを担当している。

隊舎で同室の安西夫人(独身)には、色んな騒ぎを呼ぶ人物と認識されている。
何でも、入隊一年目で盲腸炎になって救急車で運ばれ、二年目で自転車に轢かれて足の甲を骨折、
三年目には掃除の勢いが余って窓ガラスを叩き割り、四年目と五年目には外出先で食中毒になったそうな。

そんな佳音のいる音楽隊で起こる日常の不思議を描いたこの作品。
どの謎も、解かれたあとも温かい気持ちにさせてくれます。
そして、周りの人は先刻承知の佳音への謎かけが本人の知るところとなるのは、いつのことでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ミラー・ボール』星新一(小説新潮8月号)

2013-08-13 19:34:34 | 本と雑誌

星さんが、同人誌に発表なさっていた初期作品だそうです。

S新聞社のクイズ誌に掲載されているクイズが社会現象を呼び、問題視されるほどになるまでを新聞社に投稿される手紙などで表現した短篇です。

作家となられてからの作品と比べると、その鮮やかさはまだ表れていませんが「セキストラ」よりは私の好みでした。

9月に新潮文庫として刊行されるオリジナル文庫『つぎはぎプラネット』にも収録されるそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミラー・ボール

2013-08-13 00:00:00 | 未分類
小説新潮8月号に掲載されている星新一さん『ミラー・ボール』を読みました。

星さんが、同人誌に発表なさっていた初期作品だそうです。

S新聞社のクイズ誌に掲載されているクイズが社会現象を呼び、問題視されるほどになるまでを
新聞社に投稿される手紙などで表現した短篇です。

作家となられてからの作品と比べると、その鮮やかさはまだ表れていませんが
「セキストラ」よりは私の好みでした。

9月に新潮文庫として刊行されるオリジナル文庫『つぎはぎプラネット』にも収録されるそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする