こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『カラマーゾフの妹』高野史緒

2013-08-11 19:43:37 | 本と雑誌
カラマーゾフの妹 カラマーゾフの妹
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-08-02

『カラマーゾフの兄弟』の続編として書かれた本作。
カラマーゾフ家の家長であるフョードルが、自宅で撲殺されてから十三年。
当時、犯人とされたドミートリーも、刑期中にシベリアの鉱山の落盤事故で亡くなってしまった。
次男のイワンは『カラマーゾフ事件』の判決は誤審ではないかと疑い、内務省モスクワ支局未解決事件課特別捜査官として帰郷し、再捜査を始めた。

それにしても、イワンが多重人格だったり、三男のアレクセイが妙な性癖を持っていたりと、
複雑な兄弟ですね。
しかもイワンは、行った覚えの無い土地での幼い頃の記憶を持っていたりして。
これらの事がからみあって次第に情報が整理され、フョードル殺しの犯人が明らかになるわけですが、意外といえば意外でした。
一巻の途中で読むのを挫折した『カラマーゾフの兄弟』よりも整理されていて読みやすく、面白かったです。

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カラマーゾフの妹

2013-08-11 00:00:00 | 未分類
高野史緒さん『カラマーゾフの妹』を読みました。

『カラマーゾフの兄弟』の続編として書かれた本作。
カラマーゾフ家の家長であるフョードルが、自宅で撲殺されてから十三年。
当時、犯人とされたドミートリーも、刑期中にシベリアの鉱山の落盤事故で亡くなってしまった。
次男のイワンは『カラマーゾフ事件』の判決は誤審ではないかと疑い、内務省モスクワ支局
未解決事件課特別捜査官として帰郷し、再捜査を始めた。

それにしても、イワンが多重人格だったり、三男のアレクセイが妙な性癖を持っていたりと、
複雑な兄弟ですね。
しかもイワンは、行った覚えの無い土地での幼い頃の記憶を持っていたりして。
これらの事がからみあって次第に情報が整理され、フョードル殺しの犯人が明らかになるわけですが、
意外といえば意外でした。
一巻の途中で読むのを挫折した『カラマーゾフの兄弟』よりも整理されていて読みやすく、面白かったです。

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