こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

DVD『豆助っていいな。歴代ベスト[初代~11代目]』

2016-10-15 19:28:34 | CD・DVD等
先日、博多まで行った時に「タワーレコード」で見つけて購入しました。
北九州界隈では注文できる店が無かったので、嬉しかったです。

どの豆助も、玩具と戯れたり、走ったり、眠ったりと、とても可愛らしかったです。

私としては「路地裏のプリンス7代目」「人気沸騰の5代目」「ヘビー級のマイペース10代目」「とってもやんちゃ9代目」が、特に好きです。

現在の和風総本家、今までの17代目も大好きだったのですが、次からは18代目とのこと。
寂しさも感じますが、どんな豆助が登場するのか、とても楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ろじうらの伝説』柳家喬太郎

2016-10-14 19:25:58 | 読書感想
柳家喬太郎さんの新作落語を絵本にしたものです。

私の子どもの頃にはやった都市伝説がたくさん話題に出て、楽しく読めました。
例えば「なんちゃっておじさん」「口裂け女」 なんてありましたよね。

ただ、ここでは、この物語の主要人物の住む地域限定の出来事も語られます。
実はその正体は・・・というところで一時は安心するのですが、オチで覆ります。
とても面白い噺でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『おちゃっぴい 大江戸八百八』堀川アサコ

2016-10-13 19:29:29 | 読書感想
日本橋高砂町の路地裏に住む、天涯孤独な身の上の刺青彫師・青治。
彼に思いを寄せる、近所の剣術道場・六道館の師範代、巴。
巴に恋する桃助。

幼なじみの三人が、生きミイラや化け物屋敷、卯月小町などの様々な謎を解き明かしていきます。

表紙の惹句で、最終話に「あなたの心は浮くか、沈むか。」とありましたが、そんな単純な話ではなく、複雑な話でもないように感じました。

確かに寂しい場面はありましたが、三人の絆は固いのではないかと思えました。
大丈夫ですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『俗・偽恋愛小説家』森晶麿

2016-10-12 19:33:50 | 読書感想
編集者・井上月子は、デビューしたばかりの自称・偽恋愛小説家、夢宮宇多の担当で、筆の遅い彼の原稿の催促をする毎日を送っている。
そして、彼が現在執筆している次回作『月と涙』の中に彼女と同姓同名の編集者が登場し、 主人公の作家と恋愛関係にあるため、編集部内で冷やかされる立場にも置かれている。

否定しながらも心が動いている月子の元に、かつて、淡い憧れを抱いていた幼なじみとの見合い話が舞い込み、一層、心が揺れるのだった。

童話をモチーフにした事件が次々と起こり、それを宇多が解き明かしていきますが、全体の謎・宇多の恋心についてはミステリの常とはいえ、ヒントの見せ方が不親切だなあと思いました。

童話の解釈は面白いのですが、あなたの気持ちがあの原稿で分かるわけないでしょ!って感じました。
月子の今後の苦労が思いやられます。

でも、結末で明かされるタイトルの遊びの理由が面白かったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/10九州古陶磁の魅力 田中丸コレクション展

2016-10-11 19:40:26 | 美術館・博物館


10/10の午前中に、北九州市立美術館分館で開催されている「九州古陶磁の魅力 田中丸コレクション展」に行ってきました。

まず、入って目に飛び込んできたのは、「唐津 奥高麗茶碗 銘 閑窓」
形がきれいに整った茶碗なだけかもしれないのですが、何だか好きだなあと思ったのです。
自分の審美眼には、あまり自信が無いのですけれど。

「高取 耳付四方水指 銘 若葉雨」も、絵葉書になっているだけあって、緑色が爽やかな水指でした。

「上野 割山椒形向付 五口」も、割りやすそうですが使うのが楽しそうな器です。

面白いのは「薩摩 色絵官女銚子」で、文字通り官女の形の銚子でして、頭の部分が蓋になり彼女の持つ急須みたいなのの口からお酒が出てくるというもので、楽しそうです。

「柳原 青磁二閑人水指」も、楽しい絵柄で好きですね。
使いやすそうなのは「現川 刷毛地色絵抱銀杏文輪花皿」です。

変わった形の器としては「伊万里 色絵熨斗破魔弓文皿」なんて、いいですね。やはり割りやすそうですが、使ってみたい器です。

柿右衛門のところで陶板というものに出くわして、飾るのかな?器かな?と迷ったので、係員の方に伺ってみたところ、学芸員の方に聴いてくださって、飾ったり、皿として使ったりすると答えてくださいました。
ありがとうございました。
「柿右衛門 花鳥文透輪違鉢 三口」がいいなと思ったのですが、確実に欠けさせるか割るかするな、とも思いました。私には買えない器です。

「鍋島 染付水車文皿」も波が素敵な皿でした。

鍋島では「染付葛屋形香炉」が特に好きで、「色絵毘沙門亀甲文皿」「色絵瓢箪繋文皿」も、気に入りました。

面白いところでは、ある器を有名な方々が色紙に描いているもので、東山魁夷と武者小路実篤の絵がいいですね。

リストを見ながら思い出したものだけピックアップしましたので、忘れていて素敵な器もあったかもしれませんが、そこはご容赦ください。
選んだ理由は、自分自身が使いたい、もしくは眺めたいものなので、他の方の好みとは合致しないかもしれません。あくまで私の趣味です。
そういう意味で、とても楽しんで拝見しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする