九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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新たなる「ビリ哲学」への挑戦。

2009年05月13日 19時02分46秒 | 部活(投稿者・忍者)
寒気が入っているとかで、風が強く、気温も13℃と寒さを感じる市営グランドでした。県大会に向けて順調に来ている九里陸上です。今年の3年生は力の無い部員もいて「ビリ哲学」の集大成の年です。1年次は砲丸投げで5m。円盤投げ13mの女子選手が30mを越える円盤を投げ、2年次になっても女子400mHで76秒を切れない選手が60秒台に入り、400mも63秒3で走りました。教えていてこんな楽しい事はありません。私の知る限り、指導者の八割の人が部員を指導する時に、「素質があり強い選手」ばかり見ています。声もかけられない部員は、退部していくか、駄目なまま終わるのが殆んどです。どんなに弱い選手でも県大会で入賞位はできる。25年ほど前に櫻井先生の話を聞いて考えついた「ビリ哲学」。現2年生にも力の無い選手はいます。新たなる「ビリ哲学」への挑戦です。力のない選手を強く出来れば、強い選手を勝たせるのは最っと楽な事です。
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