九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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外人選手

2006年11月10日 10時15分35秒 | その他(投稿者・忍者)
東北高校駅伝大会が終った。女子は城北が1時間11分13秒・(吉田監督おめでとう)。男子は秋田工業が2時間08分09秒・(大友先生おめでとう)で優勝した。どちらの監督もよく知る人たちであり、大会で会えば必ず話しをするので何となく嬉しい気持ちになる。外人がいなくても勝てるチームに取り組んでいる姿は素晴らしいと思う。全国大会で急に台頭してくる高校があるが、そのほとんどは外人選手を加入させている高校である。県内大会だと(男子外人)1区10キロを走らせると3分以上差がつく、距離にして1キロ以上の差なのでもう追いかけるのは無理である。外人選手が悪いと言うのではない、交換留学生と称してケニア・エチオピアからバイヤーを使って連れて来る。(交換留学でも日本からケニアに行く者はいない)つまり、勝ちたいだけの魂胆で連れて来る心意気が気に食わないと言っているのだ。日本のレベルを上げる為だと立派な事も言うが、10年以上毎年その高校が日本のレベルを引き上げる必要はない。最近は大学、実業団も当たり前のように外人を入れるのが(宣伝だから仕方が無いのかも知れないが)多くなっている。全国高校駅伝大会は日本人だけの高校か、外人を入れても1区・3区4区(女子は1区)を使わない高校を応援したい。
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本物の強い学校とは

2006年11月09日 10時54分37秒 | 部活(投稿者・忍者)
陸上競技は記録が残るので三年間でどれだけ向上したかが判る。九里陸上は一年間出場した全ての大会記録を個人毎に集計しまとめている。八割の選手は毎年向上しているが、全員の向上は難しい。(怪我やその他で)県内の他校陸上部選手の記録向上は、県陸協で出す年度の公認記録集(30傑)を見れば上位者の記録向上が判る。全国は陸マガ・月刊陸上に(100傑)記録が出るので強い学校の向上度が見える。言える事は強い学校の全ての指導者が強くする優秀指導者ではないと言うことだ。全国で有名なある高校は(毎年全国から優秀選手を入れている)100M11秒台で走る(女子)中学生4名を入学させ、一人はインターハイで優勝したり(400mR含む)活躍していたが、2名は名前すら消えていたことがある。毎年優勝者を出すから素晴らしい指導者として持てはやされ、練習方法を真似ている高校もあるが、指導が良いのではなく、金があり勧誘が旨いだけの事である。100M(女子)14秒台を向上させてインターハイに出場させる監督のほうが遥かに素晴らしい人だと思う。(全国にはそのような方が何人かいる)強い学校だから良い指導者がいるではなく、強くしているから良い指導者がいると見るのが正しいと思う。駄目指導者に成らないように、常に研究心を持って指導にあたることが部員達の夢を実現させる方法であることを肝に銘じて、61歳まだまだ頑張るつもりです。優秀な選手が4・5人出たところで、他の多くの部員が伸びないとしたら本物ではない。「ビリ哲学」を大切にして行きたいと思います。
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最近の状況報告(卒業生の皆さんへ)

2006年11月08日 07時51分17秒 | 部活(投稿者・コーチ)
昨夕からの嵐は凄かった。練習開始の4時頃は時雨程度であまり苦にならなかったが、5時には練習困難と言える状況となり、終了した5時半には帰るのも難儀するほどでした。(部員が無事家に着いたか心配でした。)2年生女子は修学旅行中で、(関西・沖縄)1年生男子も間もなくオーストラリア研修旅行に出かける。(10日間)この時期は全員拠揃っての練習は出来ないが、今年の残り部員は異常?とも言えるほど元気がいい。前にも記載した様に少ない人数だとよく見えるから練習効果は高くなる。「継続は力なり」と言われるが「意欲の高さは力なり」のほうが大切である。練習継続は当たり前のこと、(継続出来ない程度のレべルでは部活動とは言えない)意欲の高さは学校差・個人差が出てくるからである。
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もうすぐ冬期練習

2006年11月07日 07時44分41秒 | 部活(投稿者・忍者)
11月も中旬に入り冬期練習が近づいてきた。此れから先の練習については学校差が出てくる。シーズンと変わらない(雨の日の)練習をしている学校もあれば、ウェイト・トレーニング中心、又は動きづくり中心にやる学校もある。南国や雪の無い所ならいつでも走れる環境にあるのであまり悩まなくてすむのだが、雪国となると別である(走る所、投げる所、跳ぶ所、が無い。)週に一回くらいは雪の無い所に遠征しながらも、日常は体力作り中心の練習となる。逆境になればなるほど指導者の腕の見せ所となるのかも知れない。長距離選手はロードレースや駅伝もあるので大会を目標に取り組む事も出来るが、短・跳・投・は精神的にも目標が遠いだけに苦しくなる。この冬どれだけ頑張れるか九里陸上の活躍はこれからの4ヶ月にかかって来ると思う。
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部報(飛翔九里陸上)1878号

2006年11月06日 11時20分22秒 | 未分類
今年度の最終大会である県記録会の結果報告を部報に記載している。明日には発行する予定であるが、手書きで1878号もよく続いたと思う。これから年間の個人記録をまとめると10枚程度必要になるので1900号も近い内に達成しそうである。陸上指導者の内、部報を出しているのは何人くらいるのかなァ、と考える事がある。(もしいれば連絡を取り合いたいと思う。)昔、東京の保善高校がA4バンの用紙で部報2000号達成と月刊誌に載ったことがあるのを記憶している。「凄い事である」。九里陸上はB4バンだからそれより用紙は大きいが、書いても見る側の姿勢で役立つかどうかが決まるので無駄にならない様にしてほしいものである。(学級通信がその日の内に紙飛行機になって飛んでくる事もある)陸上指導を続けていく限り部報は書いていきたいと思う。
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人数の少ない練習は効果が高い

2006年11月05日 20時22分44秒 | 部活(投稿者・コーチ)
県合宿参加部員が抜けているために残る部員は20名(男女合せて)です。昨日はあずま競技場に遠征しましたが、今日は信ヶ丘競技場に遠征しました。数が少ないと一人一人の動きが良く見えますので、声をかける回数は多くなります。それと共に部員の動きも活発になり、全体的に元気の良い勢いのある練習になりました。どちらかと言えば部内でも力の無い部員達ですので、普段は影に隠れている様に見えていましたが、今日は生き生きとしていました。「人数の少ない練習は効果が高い」と新しい発見をしました。練習後部員達を褒め称えました。「今日のような気持ちで毎日練習しなさい必ず強くなれるから」爽やかな気持ちになれた2日間の遠征練習でした。

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ありがとう、後輩

2006年11月04日 07時45分40秒 | 部活(投稿者・忍者)
先日の大会中、米沢市営グランドのタータングランド改修工事のことを大学の後輩と話していたら、「毎日俺の所に来て練習したら、校長に許可もらうから」と誘われた。早ければ来春(4月)から工事に入るとのことで、通常グランドを使用している市内の中学・高校の数校は困っている。後輩の高校は県内有数の公立進学校であるが300Mのトラックを持っている。ありがたい話しだが迷惑は掛けられない、何とかグランド隣の空き地をサブグランドとして(300Mトラックは作れる)使う方法を関係者と話している。どうなるか解らないが、こんな時に声を掛けてくれた後輩には感謝の気持ちで一杯になった。我が身に何か起った時に助けてくれる人には、いつの時か困っている時に誠意を持って対処してやらねばと強く感じた一日でした。

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冬は青春の出発点なり

2006年11月03日 23時05分11秒 | 部活(投稿者・コーチ)
今年最終大会が終わりました。何となくホッとした気持ちになれるのは先に繋がる大会ではなかったからだと思います。内容的には一人一種目一発レースであり、(フィルは3回)寒さもあって良い環境にはありませんでしたが、それなりの頑張りを見せて参加し、
自己新を出していた部員もいて成績はまずまずでした。明日からは県高体連陸上部主催の合宿(14名選抜)が1泊2日でありますが、残りの20名は福島遠征「あずま競技場」します。又、進学コース女子2年生は明日からハワイ研修旅行に出発します。(10日間)デブにならないように気をつけてほしいと思います。いよいよシーズンオフに入りますが、九里陸上は明日がスタートの日です。「冬は青春の出発点なり」櫻井先生の言葉を噛みしめながらスタートを大切にしていきたいと思います。
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今年最終大会

2006年11月02日 06時55分50秒 | その他(投稿者・コーチ)
米沢に向かう栗子峠の紅葉は絵葉書のようで感動ものです。「自然は年齢とともに美しく見える」と言われますが心の余裕がそうさせるのでしょう。11月に入り陽の暮れるのが早くなりました。5時で真っ暗ら闇、ライトが無いと走れませんが、市グランドは正面に大きなライトが有るので助かります。今年の最終大会となる県記録会は明日11月3日にあかねヶ丘競技場で開催されます。一人一種目のみの出場と限定されていますので、集中力を特に大切にしていきたいと思います。「目指せ自己新」を目標として、何処かの場面で少しでも進化している姿がみられればいいと考えています。

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仲好し子好し

2006年11月01日 08時02分23秒 | その他(投稿者・忍者)
岐阜県の中学生が部活(バスケット部)の中でのイジメが原因で自殺した。運動部顧問としたら他人事ではない問題であり心が痛む。同じ目標を持ち,同じ価値観を持って活動していた者達が何故?と悩まされる。志し合えば胡越(こえつ)も昆弟たり。「志し合えば疎遠な者も兄弟のように親しくなれる」と言うのが一般的な部活動のあり方で、生涯の友となるのが普通である。死ぬ気でやれ。と叱詫激励しながら指導する言葉は通用しないのかも知れない、死は怖いものだと教えていく事が先かな?とも思う。日本は子供達が悪い事をすると(個人的に)すぐに学校が悪いとマスコミは騒ぐ、アメリカが親を責めるのと比べ大きな差がある。教師に対する重さが違うのかも知れない。部員の生活面まで見ていかないと部活指導は出来なくなっているのが現実である。親との連携がますます重要になってくるだけに、親どうしの親密さが部員達の仲の良さに結びついていくような気がする。

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