2月29日(4年に一度)と言うとオリンピックがある年になります。スポーツに関心のある人は誰でもがそう思うはずです。少年時代にスポーツに熱心打ち込んでいる子供達の目標が「オリンピックに出るかプロ選手になる」のどちらかである事は昔も今も変わらないと思います。二つ共大変難しい事を知るようになるのは高校時代頃からではないでしょうか。一握りのアスリートだけが夢に近づいて行くのです。只、言える事は、本気で競技をしていた選手は生きる為の何かを掴みます。価値のあるものを身につける事が出来るのです。それゆえに、指導者は競技だけを教えるのではなく教育者でなければならないと言うことです。心を教えて(忍耐・努力・協調・感性・融和・規則厳守・等々)スポーツは完成するのです。体力づくりや健康の為なら無理に自分を追い込む必要はありません。楽しくやればいいのです。だいぶ前にスイミングクラブの選手がアメリカで大麻を吸って逮捕された事件がありました。競技力ばかりあっても本物を身につけていないから、二十歳過ぎても無様な行為をするようになるのです。今日から部員はフリー練習です。福島の最高気温は13℃を越えました。米沢も寒くは無いはず。見えないところでの部員を信じたいと思います。
ようやく天候が回復してきましたが、テスト前部活動禁止は明日からです。今日は第二次冬期練習最終日でした。種目サーキット中心に元気良く取り組みました。明日から3月7日までの一週間は自主練習です。2・3人で組んでメニューを立て(日曜日以外は)校内を中心に練習する事にしてあります。私も暫らく指導のお休みです。休みとなると何処かに出かけたくなるのが性分で、此れから考えます。3年生との陸上部お別れ会は3月1日。卒業式は3月2日。新しい出発が目白押しです。春・春・春ですネ。
気温6℃、風は冷たいものの青空の広がる福島から栗子峠に向かうとそこは別世界でした。気温-5℃、5M先も見えない猛吹雪で関東ナンバーの車数台が雪の中で立ち往生していました。米沢も雪降りでした。気象予報官の話ですと、今回の冬将軍(寒気の南下)が今冬最後になるとの事ですので、何となくホッとしますが・・・。爆弾低気圧は春が近いから(暖かい空気があるから)発達するのだと説明していました。今日の練習はウェートサーキットでした。筋力もだいぶついてきた感じがします。期末テスト前で部活動停止も近づき(明日まで)いよいよ第2次冬期練習も終了です。テスト後はまとめの第三次冬期練習に入ります。道路が使えるようになるのを祈るばかりです。卒業式まで後4日。(3月2日)三年生いよいよですネ。
体育舘での平常練習に戻りました。幅3M、長さ30Mの場所で30名以上の部員を動かしています。創意工夫しながらやらないと、とても冬期を乗り越えることはできません。我ながらトレーニングの方法を良く考えたと思います。誰に教えてもらう事も無く、試行錯誤しながら独自の冬期練習を作って来ました。「雪国の陸上競技トレーニング」なる本も出版されたことがありましたが、たぶん雪国を知らない人が想像の世界で書いたのでしょう。まったく役立ちませんでした。この冬期練習でインターハイチャンピョン2名はじめ、多くの全国大会入賞者が出て、31年連続インターハイ出場しているのですから間違いの無いトレーニングだと自信を持っています。雪が消えて道路で練習するにはもう少し時間がかかります。卒業する時に三年生部員が自分達で文集を作り、3年間の思い出や今後の抱負や進路について載せていますが、必ず一番苦しかった練習の中にスーパーサーキットがトップで入って来ます。九里陸上のオリジナル(専売特許)です。此れからも大切にしていきたいと思います。
あまり神様を信じている訳ではないのですが、昨日の午後、神社に行きお払いをしてきました。私は数え年で八方塞りという厄があるそうで、娘の本厄をはじめ家族で何やかやの厄除けの為に祈祷して頂きました。母親がうるさくて、行けない理由が無いだけに初参加して来た次第です。日常生活を気をつけて過すと言う気づきにはなりました。今日は練習休養日です。神様がいるのなら、力が無くても一生懸命努力している部員を勝たせて欲しい。ろくな練習もしないでいい加減な生活をしている強い選手の力を奪って欲しい。世の中、道理にいかないのが悩みです。健康については家族がお願いしただろうから、私はこんなお願いをして来ました。(不謹慎かも)2月も間もなく終わります。卒業式が終わると新入生も練習に来ます。春が近づいて来ました。
爆弾低気圧とかで日本列島は大荒れでしたが、今日のあずま競技場も晴れてはいましたが、すざましい暴風が吹き荒れました。室内走路での練習を考えていましたが、他の学校やチームが大勢来ましたので、トラックでの追い風走に切り替えました。20Mはある追い風なので部員には今まで経験の無い感覚のスピードで押され、特に女子部員は慣れない内はストップをかけて走っていました。何度か走るうちに風に負けない動き出来るようになったのは今日の収穫です。今日の練習は「楽しかった」という部員が多く、たまにはこんな練習があってもいいような気がしました。2月中は寒さもまだ残るようです。怪我させないように取り組みたいと思います。
今日は変な天候の日でした。午前中は雨から晴れ、午後(2時頃)あずま競技場で練習する頃は暴風が吹き荒れ、その後は猛吹雪です。15時頃には青空が広がり、帰る頃に又雪でした。練習は自由走の走り込みをしました。寒い中でしたが勢いのある練習が出来ました。環境がめまぐるしく変る中でしたので、部員の心理状態も気象状況により動きまで変るのが手に取るように見えて、指導者としては新しい発見をしました。どんな状況でも力を出せる選手にして行きたいと思います。明日も午前中あずま競技場サブグランドで練習の予定です。毎日参加している三年生も一週間後は卒業です。大学入学まで何とか体力をつけさせたいと思います。
今日は確定申告の指定日になっていましたので、練習には行けませんでした。税については退職するまで事務の方々が全て手続きしてくれていたので、まったく無知そのものです。昨年から今年と2度目の申告でしたが、係りの方が親切に対応してくれて2年連続の税の戻りがあるとの事です。「取れるだけ取れ」それが「官」のやり方だと見ていただけに少し恥ずかしい気がしました。しかし、警察管の交通取締りなどは一方通行の出口にいて反則キップをきり、「何故」一方通行の入り口にいて注意しないのか。疑惑の念がまったく無い訳ではありません。知らない町を車で走れば間違いは必ずあるはずなのですが・・・。官も民も人そのものなのでしょう。今日の練習予定はウェートサーキットです。午後から卒業判定会の職員会議で指導者付き添いなしの練習ですが、しっかりやれていると思います。(たぶん)だいぶ暖かくなりました。明日は午後から福島遠征です。グランド練習が楽しみです。
昨夜来からの雪も午前中には上がり、午後は青空が広がる米沢でした。体育舘半面が空いていたので、今日もスーパーサーキットをしました。手の平の皮がむけてきた部員も数名でてきて可哀想な気もしましたが、今やれるトレーニングを消化する事が一番大切な事です。後一息頑張るしかありません。今日は満月でした。帰り道の東の空の月は見事なものでした。冬は空気が澄んでいるので特に美しく見えるのだと思います。明日から県の投擲・ハードル合宿が入っています。他の者は、土・日は又福島遠征です。シーズンに向けてもう少し体力づくりに力を入れたいと思います。
昨日「雨水」について書いたら、今日の夕方から米沢はみぞれ交じりの雪が降り、峠はさすがに激しい雪でしたが道路に積もるほどのものではありません。福島は完全なる雨でした。春の足音の一つが来た様です。三年生の九里陸上保護者会より卒業記念のテントが届きました。(黒澤さん・太田さんが運んで下さいました)10人以上入れる大型のテントで折りたためる最新型です。有り難うございました。又、今日は狩野さとみ先輩(宮城学院大学)が訪ねてきました。高校時代に下宿していた家が下宿をやめるのでお別れ会に来たとのことです。数少ない(貴重な)県外から来た九里陸上部員です。高校三年間が自分の青春の宝なので何時までも忘れられないようです。今日の練習は種目サーキットでした。元気良く練習していました。
国道13を米沢に向かうと幹線道路の為か綺麗に除雪が行き渡っています。塩化ナトリュームを撒いているので乾いている部分さえあります。しかし、道の両側は米沢の市内に入っても雪の壁です。先週はよく降りました。米沢の気温はプラス3度でした。今日の練習は体育舘の半面(バスケットコート一面)が空いていたので久しぶりにスーパーサーキットをしました。息が持たずに倒れ込む部員もいましたが、何とか予定の練習を消化できました。必死で取り組む部員の姿勢は「何時かこの頑張りが君達を助けてくれる」と信じています。今日は二十四節気の一「雨水」です。(雪が雨になる)春の足音が聞こえてきます。
大寒波も少しずつ北に去って行きそうで、予報では水曜日頃から福島では最高気温が10度近くまで上昇するとの事です。(米沢でも5度前後まで上がる予報です)寒さが心を強くする時期が去り、いよいよ新たなる始動開始かも知れません。東京マラソンに3万人が参加したとの事です。ホノルルマラソンを10年程見ていた(生徒引率で)私にとって特に驚きはありませんが、日本人は本当にお祭りが好きな民族だと思います。スポーツについても「過去も含めて」世界に通用するスポーツだけが持てはやされます。(野球・バレー・フィギァスケート・スキー・水泳・柔道・マラソン・サッカー・ゴルフ・女子ソフトボール・女子レスリング)今話題のハンドボールや卓球・スポーツ人口が多くプロまで出来たバスケットやラクビーには特定の国内大会以外は話題にも上りません。オリンピックで活躍するかどうかでマスコミの扱いがそうさせているのだと思います。陸上競技も種目的に人気の出てきた種目はありますが、底辺拡大を考えれば長距離のスポ少ばかり出来て、多くの種目は中・高・からのスタートです。中には中学で燃え尽きて高校では競技継続しない選手も数多くいます。楽しみや生き甲斐を感じないから(心を教えないから)魅力を感じないのでしょう。他より速いかどうか、勝つか負けるか、も大切ですが、自分の能力を何処まで伸ばせるかに喜びを感じれば自然に次の目標は出てくるものです。九里陸上の部員の多くは競技継続する為に進路まで変えて(急な大学進学)いる部員が多くいます。それは其れなりに何かを見つけたからでしょう。部員数の多い今年の三年生。男女18名中9名が大学進学(全員合格・まだ国立受験を残している部員もいます)他に1名は就職して競技継続する部員もいます。進路まで考えてやるのが指導者です。2年生は部員数12名・1年生は11名と少なくなるので少しは楽になりそうです。今日は練習休養日です。将来に役立つ人づくりをして行きたいと思います。
昨夜来の雪が10センチほど積もった福島です。あずま競技場サブトラックでの練習は除雪から始まりました。他校陸上競技部もいましたので、人数も多く早々に(30分ほどで)終了し練習に入りました。昨日もそうでしたが部員の力強い走りが目につきます。冬期練習の体力づくりが能力を高めたとしか思えない程の向上で、指導者を喜ばせてくれています。短距離・中長距離・投擲と、どのブロックも例年には見られない向上であり、本物かどうかしっかり見極めて行きたいと思います。基礎運動能力・基礎体力の向上が九里陸上の冬期練習の最大の目標です。部員達も自己向上を感じているようであり、部全体が明るい雰囲気に包まれています。もうすぐ第三期冬期練習に入ります。少しの向上で満足させないようにしっかり取り組みたいと思います。
置賜地区高校強化練習会があずま本競技場で実施されました。各校独自の練習会で5校が集まり9時~12時まで精力的に取り組めました。米沢の雪は昨日夜も降り続き積雪は1M20を越えたとか。今日も福島に来るのが大変で来れない高校もありました。あずま競技場は快晴で雪は無く冷たい風が強く吹きましたが、部員は林檎ホッぺ病(顔が林檎のように赤くなる)になりながら頑張っていました。最近部員数名に光るものを感じます。良くなっているのが実感できます。明日はサブグランドの方で練習する予定です。この時期に走れる喜びを全身で感じとって欲しいと思います。
ようやく晴れた福島地方です。気温6度、道路も乾いて気持ちの良い日でしたが・・・。米沢は真冬日で今日も雪。予報では今週中に今年最後かも知れない寒波が再度来るとの事です。雪が3日も降り続くと積雪もそうとうのものですので、雪国の大変さを体験させられています。練習のほうは順調です。今日から高体連インターハイ出場者の合宿が仙台大学で実施され、明日から2日間は県短距離の選抜合宿が天童であります。残りの部員は福島で2日間、置賜地区高校陸上強化練習会がありますので(各校独自の練習会ですが)遠征練習となります。室内での練習は屋外と違い練習内容も制限されますが、トレーニングに無駄な練習と言うのはありません。陸上競技に役立つ事を信じて取り組みたいと思います。