九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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冬期練習の取り組み方。

2025年01月09日 18時14分24秒 | 練習について

朝の内は雪降りでしたが、雨になったり、晴れたりで、午後からは消えて無くなりました。練習休養日でテレビを見てると、朝から日本列島の大雪のニュースばかりでした。大変だなぁと思いながら米沢が気になりました。福島でも予想積雪30センチから50センチでしたので覚悟していたのですが、何故かどんどん朝の5センチほどの積雪が消えて15時過ぎには道路が乾いて来ました。走れる場所と走れない場所がある。陸上競技アスリートとしたら通常練習が出来るのと室内練習に入る差は全然違います。

雪国はそれぞれ室内での練習方法を考えて、飽きない様にとトレーニング効果を考えて四苦八苦しているのが現実です。何もしなければ落ちるだけ、短距離、跳躍、投擲、中長距離、それぞれが違う練習の陸上競技です。まずは全てに共通する、全身体力の強化、それぞれの特徴的トレーニングに分かれ、筋力、柔軟性、巧緻性、持久力、に取り組みながら補強運動を入れて取り組んでいます。羨ましいのは雪国や寒冷地でも室内陸上競技場があったり、トラックで走り、ネットで投げられる環境にある選手達です。

東北でも太平洋側は大部分が雪は少なく競技場が使える環境にあります。ただ羨ましいだけで何もしなければ選手強化は出来ません。単純な体力強化練習は1ヶ月も続けると飽きてマンネリ化するし興味もどんどん失います。陸上競技を忘れてしまう不安さも有ります。何としても1週間に1度位は競技場練習が必要なのは不可欠なことです。部でバスを持ち移動している九里陸上は雪国の中では幸せの方かも知れません。明日は室内練習、休日になると遠征練習、しばらくこの体制を続けて行きたいと思います。

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