蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

もろこしアート展

2009年09月07日 | 安曇野とその周辺
晴天の5日朝、松本へ向う途中、豊科の「アートカフェ清雅」に立ち寄ったのが展覧会の初日だった。


(7月、当ブログで紹介のカフェギャラリー

曽根原令子さん(松本市)の1998年~2009年の作品を年代別に、全240点
 

”もろこしアート”という言葉を知らなかったが、作品の面影に見覚えがあった。
そう、松本駅東西コンコースのガラスケースにあった『シンフォニー』
サイトウ・キネンをイメージしているなと感じたのが記憶の糸だ。

美しい蔵もさることながら、とうもろこしの皮を乾燥・処理し細工や着色した優雅な作品には驚きだ。
今日まで人形の好みは”古い時代の市松さま”と”与 勇輝の作品”のみ。
躍動感溢れる人物達は、イギリスの街角ギャラリーの小さな窓辺に、なにげなく置かれている人形を思わせる。



ディスプレイのデザイン性は、さすが絵筆を握るオーナーのセンスが光っている


鑑賞者が多く隙間をぬって撮影するから、斜にかまえるアングル


2階の展示室にはもろこし以外に水彩画ほかも数点。
スペースに対して展示数が賑やか過ぎるのは、
作家さんの「是非ここで・・・」の思いが凝縮されているのだろう。
鑑賞のお供に作家:曽根原令子さんのホームページ

広い駐車場から眺める蔵はやっぱり美しい(120年前の蔵を再生)


ひとつ残念なのは、入り口正面が蔵に合う庭にまだなっていないような気がすることだ。
「いいえこれは手を入れすぎない未完の美ですよ」と諭されそうだが・・・

問い合わせ:0263-72-3982(清雅・岡村さん)
地図:曽根原さんのHPから拝借

道路脇に標識が設置され、これで進入路が分かりやすくなった。やれやれ


今週は晴天予報、青空と北アルプスと稲田の風景を訪ねてみては?

付録:
10月10日午後には、4月安曇野コンシェルジュひつじ屋で、7月そば処ふじもりで演奏した
「南風」のコンサートが、予定されているそうです。
蔵に響くヴァイオリンとオーボエとピアノの三重奏に期待できそう・・・・
コメント (2)
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