興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

梅干しの健康効果

2023-07-14 | 季節の移ろい

おとといまで2日間ほど、今夏最高の蒸し暑い猛暑日が続いた。きのう、きょうと、その暑さもやや和らいだ感じがする。

この間の日差しを利用して、わが家では梅干しを干した。これを干し終われば、今年の梅干しは完成である。

梅干し作りは、今ではすっかりわが家の年中行事となった。

 

 

   

なぜ毎年わが家で梅干しを作っているのかというと、梅干しには高い「健康効果」があるからだ。

食欲増進効果に血流改善効果、整腸作用があり、疲労回復、食中毒予防にも役立つといわれる。

なかでも血流改善効果については、このようにいわれている。肉、魚、白米、パン、酒などの ‘酸性食品’ に対し、梅干しは ‘アルカリ性食品’ なので、血液を中和し、血行を促進してくれるという。

あんなに酸っぱい梅干しがなぜアルカリ性食品なのか、その科学的メカニズムは分からないが、遠い昔にそれを聞いて素直に信じてきた。

また梅干しはカルシウムの吸収を促してくれるともいわている。高齢者予備軍のわたしとしては、骨粗鬆症予防に願ったりかなったりではないか。

そのほかの効果についても、実際にわたしの実感では、食事を少々食べ過ぎても梅干しをいっしょに食べると、消化を助けてくれるような気がする。整腸作用があるからか。

 

 

   

菜園から夏野菜の収穫が続いている。穫れすぎて、ナスなど食べきれないほどだ。

野菜はこれこそまぎれもなく、健康食そのもの。わたしが健康なのは、梅干しと野菜のおかげである。


周りがほうっておかないタイプ

2023-07-09 | 季節の移ろい

わが家のカサブランカが、今年も咲いた。
白い大ぶりのユリの花。

カサブランカは花姿は見栄えがするのに、いつも下向きに咲き、自己主張の強い花とはいえない。
でもその清楚で美しい姿と上品な香りで、なにもしなくても周りがほうっておかないタイプですね。(ウラヤマシイ)

 

 

   

開きたての花は、朱色の雄しべ(葯<やく>の色が濃く、分厚い。花粉がたっぷり。

2、3日すると色が薄れて細くなってしまう。蜂か蝶が、この短時日で受粉にきてくれるのかな。

 

*映画「カサブランカ」から「AS TIME GOES BY」
Play It Again Sam, Casablanca, AS TIME GOES BY - YouTube


メイフラワーの季節

2023-04-30 | 季節の移ろい

わが家の庭のバラが咲き始めた。

雨の日曜日。雨に濡れたバラも、またきれい。

 

 


   

   このバラの名前はプレイボーイ。

文字通り水もしたたるいい男。

 

 

   

   フリージア。

このバラ、秋や冬にも咲いたりするが、やはりいちばん元気に咲くのは今の時季だ。

 

 

   

   歌姫。

 

 

   

   オーギュスティーヌギュワッソー。

 

 

   

   緑光。

 

 

   

   これはバラでなく、アナベルというアジサイ。

雨が似合うといえばアジサイだが、まだかなり小さい。

「もう少し大きくなったら、雨の日にはデートに誘ってあげる(撮ってあげる)からね」

 

 

   

   オダマキ。

キンポウゲ科の多年草。毎年この時季に咲く。

明日から5月。 mayflower(メイフラワー・5月の花)の季節だ。


今年もナニワイバラが咲きました

2023-04-13 | 季節の移ろい

生垣のナニワイバラが今年も咲いた。

ここ2、3日、どんどん花が開いてきて、今がこの花の今年のピークかもしれない。

 

 

    

ナニワイバラは、咲くと意外に早く花びらが落ちてしまう。

未練がましいところのない、潔い花だ。

 

 

    

これは庭のすみに咲いたスズラン。これも、今年も咲いた。

控えめな、まるでわたしのような花。(知らない人は同意のしようがない)

 

 


  

これは庭の花壇。

中央部に場所をとって陣取っている花々は、リナニア。
さまざまな色の小さい花の集合体である。

姫金魚草とも呼ばれているようだ。

今年はチューリップは植えなかったが、根が残っていたからか、先日まで落としだねのように一つ二つ咲いていた。


ツツジの花とハナミズキの葉

2023-04-10 | 季節の移ろい

昼下がりの陽光に輝く白いハナミズキ。

ハナミズキとしてはかなり大きな木だ。

 

 



   

近づいて見る。

白い花びらのように見えるところは、花ではなく、総苞(そうほう)と呼ばれる葉の一部なのだそうだ。

 

 

 

   

こちらは薄紅色のハナミズキ。

 

 

 

   

色としては、わたしは白よりこちらのほうが好き。

 

 

 

   

ここは近くにある墓園の外壁。ツツジの花が咲き始め、なかなか見事である。

上を見上げると、桜はもうほとんど散ってしまった。


梅、開花宣言

2023-02-27 | 季節の移ろい

わが家の梅が、ようやく花開いた。

例年より一週間ほど遅い開花だ。それだけこの冬は寒かったということである。
老人(わたし)にはつらい冬だった。(毎年同じこと言ってる)


今年の梅は花芽が多く、咲きそろうと見栄えがしそうだ。

これからは一気に暖かくなるだろう。


水温む気配

2023-02-23 | 季節の移ろい

散歩道対岸の河津桜が咲いた。

1月2月と、今年は真冬の寒さがつづいたのに、時季が来れば咲くものは咲くのだ。

 

 


   

回り道して橋を渡り、近くまで行ってみた。

 

 

 

    

5~6分咲きといったところか。

 

 

 


   

川に目をやると、川鵜が羽を広げていた。
羽を大きく広げ、広げたままにしている。

何をしているんだろう。

あとでネットで調べると、川鵜が羽を広げるのは、乾かすためのようである。

カモなどにくらべて羽に脂が少ないので、羽が濡れやすいのだそうだ。(そのかわり、水中深く潜るのが得意)


「寒」抜けきらぬうちにも、‘水温(ぬる)む’ 気配が感じられる。


春遠からじ

2023-01-19 | 季節の移ろい

今朝早く、南東の空にクッキリした三日月が見えたので、撮ってみました。(6時半頃)

 

 

 

   

東の空はきれいな朝焼け。きょうも晴れそうです。

暦を見ると明日20日が大寒。二十四節気の一つで、今が一年中でいちばん寒い頃とされています。

来週には大寒波が押し寄せてくると、テレビの予報でも言っていました。

「神宮館家庭暦」での大寒の説明には、「極寒に見舞われるが春遠からじの希望がふくらむ」とありました。

希望がふくらむ解説です。

早く暖かくなってほしいものです。


初詣 2023

2023-01-03 | 季節の移ろい

   明けまして おめでとうございます
     本年も よろしくお願いいたします


きょう3日午前、氏神様に初詣に行ってきました。例年通り家内安全と健康祈願。

 

 


     

正月も3日になったせいか、古い御札や御守を燃やすところに、もう火が入っていませんでした。

古い御札と注連縄は、わきの「古札所」と張り紙のある小屋へ。
神社の人があとで燃やすのでしょう。

(10年以上前か)、二年参りに来たときは大きく火がたかれ、参拝客も多く、小さな神社ながら賑やかな、初詣独特の雰囲気をかもし出していたものです。

そんな二年参りに、また来たいという気持ちもありますが、深夜は冷えるし、歩くと遠いし、ちょっとなぁ・・。

 

 

 

     

今年も手水舎はヒモで囲われ、閉じられていました。
今年で3年、初詣はこの状態。コロナ禍も長引いたものです。

 

御御籤も引いてきました。

今年は小吉。・・まずまずです。

御御籤にあった氏神様の御託宣は以下の通り。(関係ありそうなものだけ)
 健康 歯を大切にしましょう。(今、歯周病対策で歯茎マッサージや歯間ブラシなどやっています)
 旅行 旅先で口にするものに注意。(今年は旅行にいけるかなあ)
 勉強 朝方の勉強習慣が吉。(韓国語の勉強は朝やろう) 


雲一つない快晴

2022-12-07 | 季節の移ろい

今日も寒い朝になった。

空気は冷たいが、ひさしぶりに雲一つない快晴。格好の散歩日和である。

桜の葉っぱも、ほとんど散ってしまった。月日の流れは速い。

師走ももう七日目。年賀状もそろそろやっつけてしまわねば・・・。

 

 

 

    

コサギ。

首をすくめて、寒そう。

雨の日は、どこに行って寒さをしのいでいるのだろう。


秋桜爛漫

2022-11-01 | 季節の移ろい

このコスモス(秋桜)園、きのうは先週にもまして花数が増えていました。

いまがこの秋のピークかもしれません。

 

 

 

    

(せい)の盛りを謳歌しています。

 

 

 

    

今朝、わが家用に少し摘んできました。

いえ、だまって摘んできたわけではありませんよ。
このコスモス園とは知り合いで、許可を得ました。





  

居間に持ってきました。

せまいわが家が、一気に華やかに・・。


*秋桜(山口百恵)秋桜(山口百恵) 1977年(s52).10月発表。「♪淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている・・・」 - YouTube

*코스모스 피어있는 길 秋桜咲く道(김상희)코스모스피어있는길(연속3번듣기) //가수 김상희 - YouTube


チョウたちの季節

2022-10-24 | 季節の移ろい

きのうまで4日間、秋晴れの爽やかな日がつづいたのに、きょうは一転、時折パラパラと雨も落ちてくる肌寒い日となりました。

日中も気温が上がらず、晩秋を思わせる一日になるとの予報です。

上の写真は、きのうわが家の庭に来たツマグロヒョウモンのオス。

 

 

 

        

これはひと月ほど前、やはりわが家の庭に来たツマグロヒョウモンのメス。

たっぷり蜜を吸っていってね、と言いたい。

きのうは二十四節気の霜降(そうこう)。各地で朝霜を見はじめるころ、とのこと。
チョウたちの季節も終わりかけています。


翡翠いろの香気

2022-10-01 | 季節の移ろい

雨戸を開けに庭に出ると、爽やかで清々しい朝の冷気につつまれた。

夜に浄化された空気がフレッシュで、気持ちいい。

金木犀の香りも漂ってきた。秋本番である。

 

 

 

     

満開の金木犀。

香りを心して嗅いでみると、柑橘系の匂いであるように思えた。
これまでそんなことを感じたことはなかったが・・。

 

 

 

  

これはわが家の柑橘類の一つ、マイヤーレモン。

青い実が鈴なり。今年も豊作である。

青いうちにがりりと噛めば、「翡翠いろの香気」が立つかもしれない。


秋の彼岸

2022-09-21 | 季節の移ろい

今朝、秋彼岸の墓参りに行ってきました。

明日から三日間雨という予報なので、曇りの今日のうちにと思って出かけました。

台風14号が去って、大陸の高気圧にともなう冷気がおりてきたからか、半袖では寒いくらいの朝でした。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。

 

 

 

     

遊歩道から墓園にはいったところに、彼岸花が咲いていました。

その名の通り、律儀にお彼岸のこの時季に咲く花です。

だれが育てているわけでも、肥料をやっているわけでもないのに、毎年同じ時季にきっちりと野に咲き、里に咲く・・・「律義者の子沢山」かな?


本格的な秋到来

2022-09-10 | 季節の移ろい

きょう9月10日は、十五夜。

陰暦8月15日の夜です。「中秋の名月」の日。

幸いにも雲に隠れず、満月がそのまま見てとれました。
いつもより明るく感じます。

わが家の二階から見た中秋の名月。

月が明るすぎてハレーションをおこしたせいか、カメラ(スマホ)のせいか、ウサギが杵と臼で餅をついているところまでは写っていません。

 

 

 

  

きょう、ちょうどお昼ごろに見た空です。

空いっぱいにひろがったうろこ雲。ふだん見ない雲なので、写真に撮りました。

ネットを見ると、うろこ雲は秋を代表する雲とのこと。

いよいよ本格的な秋の到来です。