おとといまで2日間ほど、今夏最高の蒸し暑い猛暑日が続いた。きのう、きょうと、その暑さもやや和らいだ感じがする。
この間の日差しを利用して、わが家では梅干しを干した。これを干し終われば、今年の梅干しは完成である。
梅干し作りは、今ではすっかりわが家の年中行事となった。
なぜ毎年わが家で梅干しを作っているのかというと、梅干しには高い「健康効果」があるからだ。
食欲増進効果に血流改善効果、整腸作用があり、疲労回復、食中毒予防にも役立つといわれる。
なかでも血流改善効果については、このようにいわれている。肉、魚、白米、パン、酒などの ‘酸性食品’ に対し、梅干しは ‘アルカリ性食品’ なので、血液を中和し、血行を促進してくれるという。
あんなに酸っぱい梅干しがなぜアルカリ性食品なのか、その科学的メカニズムは分からないが、遠い昔にそれを聞いて素直に信じてきた。
また梅干しはカルシウムの吸収を促してくれるともいわている。高齢者予備軍のわたしとしては、骨粗鬆症予防に願ったりかなったりではないか。
そのほかの効果についても、実際にわたしの実感では、食事を少々食べ過ぎても梅干しをいっしょに食べると、消化を助けてくれるような気がする。整腸作用があるからか。
菜園から夏野菜の収穫が続いている。穫れすぎて、ナスなど食べきれないほどだ。
野菜はこれこそまぎれもなく、健康食そのもの。わたしが健康なのは、梅干しと野菜のおかげである。