興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

南高梅がとどきました

2022-06-09 | 季節の移ろい

今年も紀州から、梅干し用の梅がとどきました。

完熟・穫れ立ての南高梅。10キロ。ザルに広げると部屋中に梅の香りが立ち込めました。

いつもたのんでいる和歌山・田辺の農園の最上級品。今年はいつもよりやや小ぶりです。
でも、このほうが梅干しとして食べるとき、大き過ぎずちょうどよいのです。

今年も美味しい梅干しに恵まれそう。

 

 

 

   

梅たちはこれから塩で漬け込まれ、真夏の暑い陽に干され、太陽のエネルギーを取り込み、美味しい梅干しになります。

真ん中の赤い梅くんが言っています。
「競争相手が多くて大変だけど、ぼくは美味しい梅干しになって、余白さん(わたし)に食べてもらうんだ」

涙無くして聞けない台詞ですね。


雨の日に開いた花

2022-06-06 | 季節の移ろい

このところ雨の日が多く、まるで梅雨に入ったかのようだ。

きょうも朝から雨。結構強く降っている。

ふと軒下を見ると、サボテンに花が咲いていた。

このブロックのサボテンは、毎年この時季、株がちがってもなぜか同じ日にいっせいに花を開く。
今年は20個も同時に。

 

 

 

   

なぜ同じ日に一緒に咲くのだろうという疑問を、本ブログではこれまで何回か記事にしたが、今年は、もう一つ疑問が生じた。

サボテンの花は一日花(いちにちばな)と呼ばれ、朝開いて夕方にはしぼんでしまう。

こんな雨の日、花粉を媒介してくれる蜂も蝶も、おそらく来ないだろうに、どうするのだろうという疑問だ。

‘受粉できなかった年’ というのがあるのかもしれない。

ご存知の方がいらっしゃったらお教えください。同じ日にいっせいに花開く理由も。

 

 

 

   

ユリの花も咲いた。

なんという名前のユリだろうか。ネットで調べてもよく分からない。

オレンジ色のスカシユリかもしれない。


蝶だって雨宿り中

2022-05-31 | 季節の移ろい

きのうとおとといは、もう少しで真夏日(30℃以上)になるくらい暑かったのに、今朝は肌寒い雨の日となりました。

体調管理優先のため、朝のウオーキングは中止。

上の写真はわが家の玄関わきに咲くアジサイ、アナベル。
もう少し経つと、花が真っ白になってきます。

 

 

 

   

これもわが家の庭に咲くバーベナ。

花が雨のしずくに、おおわれてしまっています。

蝶の好む ‘蜜源植物’ だそうですが、これでは蝶も近づけません。

もっとも、蝶もどこかで雨宿り中です。

 

 

 

   

これはフリージアというバラ。

水滴が花びらに付いて、水も滴るいい男です。(女かも)


暑かったり寒かったり、この時季、おたがい体調には十分気をつけましょう。


ヤグルマソウが好き

2022-05-09 | 季節の移ろい

ヤグルマソウです。

散歩道にある花壇に咲いていました。

ヤグルマソウは、わたしの大好きな花の一つです。

花びらがたくさんあって、かわいい。それでいて上品。
花の色や形、模様がバラエティに富んでいる、などが好きな理由です。

 

 

 

   

去年も、この花壇のヤグルマソウを記事にしました。

今年はこの花壇、去年より少しバリエーションが少なかった。
ピークが過ぎていたのかもしれません。

来年は5月の初めに来よう。

心を和ませてくれる花々 - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)


ことしも若葉のころ

2022-04-20 | 季節の移ろい

新緑の季節が始まりました。

ここ妙音沢の斜面林には、まだ手付かずの林が残っています。

フレッシュな若緑。若葉萌え出す今が、この自然林のいちばん美しい時といっていいかもしれません。

 

 

 


 

墓園内の桜並木も、もうすっかり葉桜に。

これは、桜の若葉。

 

 

 

   

墓園正門わきの外壁。今ツツジの花が真っ盛り。

「若葉だけじゃないのっ、きれいなのは。わたしだってぇ」
と主張しています。







   

コサギ(右)とチュウサギ(ダイサギか)

種がちがうのに、さっきからつかず離れず仲よくしています。

「きみはきみ、ぼくはぼく。されど仲よし、おなじサギ」
と言っていいるのでしょう。

(5) 若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞 - YouTube


花の季節が始まります

2022-04-09 | 季節の移ろい

わが家の花壇に、チューリップが咲きました。

 ♪ ならんだ ならんだ
    あか しろ きいろ

花壇が一気に華やかになりました。

赤、白、黄色の単色のほかに、黄色と赤のミックスもあります。

 

 

 


    


単色もきれいですが、ミックスもきれい。赤と黄色と白のまじり具合が微妙です。

どのように色を混ぜ合わせるか。配色とデザイン、美を追求する芸術家も容易になしえない、自然の技です。

 

 

 

    

花壇の外側(上部)に配置したボリジという花。

一見地味で、葉とともにここではチューリップの引立て役を演じていますが、よく見るととてもきれいな花ですね。

桜は散っても。これからが春本番。花の季節が始まります。


のびのびが好き

2022-03-30 | 季節の移ろい

満開です。

いつも通る土手の桜より、ここ墓園内の桜のほうが見事。

 

 

 

   

枝がのびのびと伸びているからですね。

土手の桜は、秋や冬の枝折れを心配してか、数年前にあちこちが刈り込まれてしまいました。
とくに車道に隣接しているところは、大きくカットされた。

ここ墓園内は、車も人もほとんど通りません。

美観と車の安全走行管理は、時に両立しにくいもののようです。

わたしは管理より、のびのびが好き。


対岸の河津桜もようやく満開

2022-03-13 | 季節の移ろい

わが家の梅が、今満開です。

 

 

 

   

わたしもわたしも、とカメラに写りたがる花々。

 

 

 

   

これはきのう、散歩道の対岸の河津桜。

これもようやく満開です。

 

 

 

   

スマホのカメラで4倍にズーム。

 I see blossoms of cherry and plum.
 I see them bloom,for me and you.
 And I think to myself,
 What a wonderful world.

 梅と桜の花、ぱあっと咲いた
 ぼくときみと みんなのために
 青い空 耀く色 人びとの笑顔
 ふと思う、世界はなんて素晴らしいんだ (意訳:余白)

(ルイ・アームストロングの歌う「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)の歌詞を少し変えました)

(26) 【和訳付き】Louis Armstrong - What a wonderful world - YouTube


自分の道を一途に

2022-03-05 | 季節の移ろい

ウオーキングでよく歩く土手道の、対岸の道。

ここは人がほとんど通らないので、人が歩いたところだけ草がすり切れて、ほそくて長い一本道になっている。

山のケモノ道ならぬ、里の ‘ヒト道’。ずっと先まで真っすぐに続いている。

 道は一本
 単純で
 まッ直ぐがいい

と相田みつをさんが詩に書いている。きっと、こんな道のことであろう。(意味違)

相田さんは、このあと、

 何かを欲しがると
 欲しがったところが
 曲がる

と続けている。

わたしなりに解釈すると、これは
「あれこれ欲を出さず、たとえささやかでも自分の道を一途に歩みなさい。みずからがなさねばならないことを、ひたすら集中してやりなさい」
という教えであろう。

欲が深く集中力に欠ける、まさにわたしのための言葉。

 

 

 

   

途中で出合った白鷺。
コサギにしては大きい。ダイサギだろうか。ネットで調べても分からない。

そうこうしているうち、逃げられてしまった。

 

 

 

   

きょう5日は、二十四節気の一つ、啓蟄(冬ごもりの虫が地中からはい出るころ)

開花が遅かったわが家の梅も、きのうぐらいからようやくほころび始めた。(去年は今ごろもう散り始めていたのに)

午後になって風が強まり、気象庁から「関東地方で春一番が吹いた」との発表があった。
統計開始以来最も早い観測だった昨年2月4日にくらべると、約1か月遅い発表とのこと。

寒かった冬も、いよいよ終わりである。


道ばたの水たまりに薄氷

2022-02-17 | 季節の移ろい

きょうは日差しがあったのに、一日中寒い日でした。

朝9時ごろ、散歩道の道ばたの水たまりに、薄氷(うすごおり)がはっていました。
(真ん中辺の氷が割れているのは、わたしが踏んだから)

風も強く、まだまだ容赦ない真冬です。

 

 

 

  

土手の遊歩道脇の河津桜も、ほとんどの蕾がまだ固く閉じたまま。

去年はもう開花してたんじゃないかなと思い、本ブログの去年のきょう・2月17日の記事を見ると、7分咲きとありました。
粋な計らい - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)

ほら見ろ、やっぱり今年は去年より寒い冬だったんじゃね~か、ったくぅ~ とだれかに八つ当たりしたい心境です。

それに、コロナだのオミクロンだのも、早く消えてくれ。


春の目ざめ

2022-02-04 | 季節の移ろい

きょうは立春。暦の上では春です。

寒が明けたとはいえ、まだまだ寒い日が続いています。

予報では、きょうからさらに冷え込んでくるとのこと。


上の写真はわが家の梅。ピンクのつぼみが膨らんできています。

春の目ざめです。

自然は、寒の内にもエネルギーを溜めているのですね。


あと一週間もすれば今回の冷え込みも去り、春めいてくることでしょう。


初詣2022

2022-01-02 | 季節の移ろい

  明けまして おめでとうございます。

   本年もよろしく お願い申し上げます。


きょう2日、午前中、ことしも近くの氏神様に初詣に行ってきました。

家内安全に交通安全、家族の健康と安寧を祈願してまいりました。


御守はわたし用にカード型のを購入。

布袋のふっくらした御守と違い、財布に入れてもじゃまにならず、いつも持ち歩くことができると思ったからです。

外出時はぴったりわたしに寄り添い、わたしを守ってくれることでしょう。

ついでに余計な出費をしないよう、財布(中味)も守ってほしい。(それは本人次第です)


柚子さまざま

2021-12-19 | 季節の移ろい

近所の家の塀越しに見える鬼柚子。

ばかにデカい!
直径が15センチはありそう。

顔も恐い!
獅子柚子ともいい、このように獅子だの鬼だのと呼ばれているのは、この迫力ある外見のせいでしょう。

 

 

 

   

これはわが家の柚子。
花柚子という種類で、大きさはゴルフボールくらい。可愛い柚子です。

去年はたまたま、花柚子より少し大きい「本柚子」を、知り合いからもらいました。
香りも酸味も花柚子より濃い感じがしました。
柚子にもさまざまな種類があるのですね。


わが家では花柚子を、焼魚やフライに絞ったり、薄い輪切りにして蜂蜜に漬け、少しずつ熱湯で薄めて飲んだりしています。

冬至には、風呂に入れて柚湯に。

俳句歳時記を見ると、柚湯は「息災を祈るまじない」とありましたが、単なるまじないではなく、飲み物にしてもお風呂にしても、「体を温める」ことは健康にいいにちがいありません、とくに冬場は。

今年の冬至は、今週の22日です。


秋の雲

2021-10-09 | 季節の移ろい

昨夕の、日が沈みかけた南西の空に連なった雲の群れ。

これはいわし雲か、うろこ雲か、はたまた さば雲か。

いわし雲、うろこ雲、さば雲・・・手元の歳時記を見ると、いずれも秋の季語である。


「さば雲」という言葉は、今回歳時記を見て初めて知った。
辞書(デジタル大辞泉)を見てみると、ここにも載っている。ちゃんと市民権を得た言葉だったのデスネ

 

 




     

反対方向の東側を見ると、そこには日没前の陽に照らされ、浮き上がったコスモスの花たちがあった。
「わたしたちのことも見て」と言ってるよう・・。


いま秋たけなわである。


雲は日に新た

2021-09-23 | 季節の移ろい

今朝5時半頃の散歩道。新しい1日が始まりました。

たまには空を見上げよう、ということで撮った写真です。
北東方向の空。右方からもうすぐ日が昇ってきます。

雲は毎日ちがった形を見せてくれる。雲も日に新たです。

雲に光度を合わせると、周りの景色が暗く写ってしまいますが、実際はもう少し明るい。

わたしが雲を写真に撮っていると、すれちがったおばさんが、少し先に行って同じように空にスマホを向けていました。(上の写真左下)

 

 

 

  

こちらは西方向の空。

一昨日が十五夜で満月。まだ月は真ん丸の形をたもっています。




 

 

 

    

今日は秋分の日で、お彼岸の中日。お昼前、墓参りに行ってきました。

蒸し暑い1日でした。

暑さ寒さも彼岸まで。もう暑い夏も終わりますね。