カツ丼です。
今日は立川方面に用があり、昼時、蕎麦屋の前を通りました。
白い暖簾を見ているうちに、無性にカツ丼が食べたくなって、つい入ってしまいました。
わたしはカツ丼は大好きなのですが、めったに食べません。最後に食べたのはたしか一年ほど前、神保町でだったと思います。
その時も何年かぶりに食べたのです。
好きなのになぜ、そんなに食べないのか。
それはダイエットのためです。 カツ丼はカロリーがきわめて高いとされるからです。
食べないのは自制してのことなのです。
我慢しきれず一年ぶりに食べたカツ丼は、とても美味しかったです。
日本人はだいたい (急に一般論化するのもナンですが)、丼ぶりもの が好きなのではないでしょうか。
カツ丼、親子丼、天丼をはじめ、うな丼、牛丼、海鮮丼、ねぎトロ丼、うに丼、鮪づけ丼・・・。
中華ものでは、中華丼、天津丼、マーボー丼など。
(中華の店にもカツ丼がありますが、わたしは蕎麦屋のカツ丼のほうが好きです。 和風の出汁が好みだからです)
要するに丼ぶりものというのは、具とご飯を一緒に、手軽に頬張ることができるところに、その魅力があるのではないかと思います。
「てんぷら定食」 よりも天丼、「カツ煮とご飯に味噌汁」 よりもカツ丼、「親子煮とご飯に味噌汁」 より親子丼・・・ ‘ハラがへった’ ときには、このほうが気取りなく、したがってより美味しくたべることができるというわけです。
わたしなど家にいるときは、ご飯茶碗のご飯の上に、納豆、卵焼き、タラコ、焼き海苔、キムチ、漬物・・・そのとき食卓に出ているおかずをなんでも全部、一緒にのせて食べようとするので、山の神に怒られています。
ここ 「そば処 高尾亭」 さんのカツ丼は600円でした。 とても安いと思いませんか。
壁のメニュー一覧を見ると、「上カツ丼650円」 「カツ丼600円」 とありました。50円しか違いません。
「どう違うの?」
と、お店のおねえさんに聞くと、
「上は卵が一個分多いんです」
と答えてくれました。
わたしは、ダイエットのため、カロリーをとりすぎないほうがいいと思い、「上」 でないほうにしたというわけです。
でも、上の写真を見てください。 とんかつは身が厚いし、卵も十分です。
ところでダイエットといえば、最近一つ、実感したことがあります。
ここ数年、わたしは毎日体重を量っていますが、この三年ほど体重はほとんど増えていないのに、腹囲(はらまわり) が一番しまっていたときより4~5センチ増えているのです。
思い当るところがあります。 ずっと、あまり歩かなかったし、運動らしい運動もしていなかったからです。
つまり、腹を引っ込めるには、食事を減らしてもだめ なのですね。 運動をしなければ・・・。
明日からせいぜい運動をすることにして、きょうはカツ丼を食べたというわけです。
運動は明日から、デス・・・。