おとといは菜園のひと畝に、マルチ(プラスチックフィルムの覆い)を張ってきた。
先月20日頃耕した畝である。
厚手のプラスチックマルチを張るのは、夏の日差しの強いときに、ひと月ほど太陽の光をあて、熱をたっぷり地中に取り込むためだ。
熱を取り込み、地中の温度を高くして、防虫・殺菌をおこなう。
なぜ耕して半月ほどもマルチを張らずに放っておいたかというと、この間ずっと猛暑日が続き、雨が降らなかったからである。
地中に十分な水分がないと、マルチの防虫・殺菌効果が十分上がらないようだ。熱い湿気で地中の害虫たちを蒸し殺すというイメージだろうか。
先おととい、ようやく待望の雨が降った。(雷が鳴り、雹まで降った)
さあ出番だということで、家内に、暑いのに朝から駆り出されたのだ。
この畝には、9月にハクサイを植える。
張ったマルチには、こんなことが書いてあった。
「アブラムシがきらう、病害虫よけ特殊フィルム」「シルバーストライプマルチで、きれいな野菜づくり」「ムシコン」
家内によるとこのマルチはほんとうは冬場用で、銀色にきらきら光るストライプ(筋の模様)が、アブラムシなどの外から来る虫たちを近づけないのだそうだ。
だから「ムシコン」(‘虫来ん’)という商品名をつけているのであろう。
夏には「透明マルチ」がベターなようだが、そこは余りものの活用、材料費の節約ということで・・。
ところで、「ムシコン」というネーミングの伝でいえば、わが家の食卓は ‘ベジクル’ (ベジタブル<野菜>来る)、わたしの財布は ‘カネコン’ (カネ来ん)、ということになる。