わが家の菜園の、サツマイモの畝。葉がこんもりと生い茂ってきた。
手前の背の低いところは、つる(蔓)を地べたにそのまま這わせている。
奥の背の高いところは、つるを生長に合わせて細いポールに巻き付け、上へ上へと伸びるようにしている。
いわば垂直栽培。
垂直栽培のほうが、陽の光をより多く取り込むことができるという。わが家の菜園では初めての試みである。
地べたに這わせたほうのつるは、今の時季「つる返し」を行う。
つる返しとは地面のつるを、葉もろともグイッと持ち上げ、畝の反対側方向にゴソッとひっくり返す作業。
これをしないと、地面に接したつるに新しい根が付き、畝中央部のメインの根(サツマイモ本体)に栄養が行かなくなる。
畝の左右のつる返しを交互に行い、新しい根の発生を阻止するのだ。
中央部の根を少し掘ってみると、かわいいサツマイモが育っていた。
垂直栽培と地べた栽培、どちらのサツマイモの収量が多いか。10月の収穫が楽しみだ。
これは落花生の畝。これも葉が大きく育ってきた。
根の部分を少し掘ってみると、ピーナツが順調に育っていた。
一方、これはナス。
まだがんばって実をつけている。雨の日に一日穫らないでいると、こうなっている。
ローマは一日にして成らないというが、ナスは一日にして生るのだ。