prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「クリント・イーストウッドの真実」

2010年05月30日 | 映画
衛星映画劇場 <字幕スーパー>

チャンネル :BS2
放送日 :2010年 5月28日(金)
放送時間 :午後1:00~午後2:30(90分)
ジャンル :映画>洋画
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html
番組内容
                      <字幕スーパー>
                   <スタンダードサイズ>
                              
                          【出演】
                  クリント・イーストウッド
             (ナレーター)モーガン・フリーマン
                              
  ~2010年 アメリカ ワーナー・ホーム・ビデオ/   
                   ロラック・プロ制作~ 
                              
                              
【プロデューサー】リチャード・シッケル           
【ディレクター】リチャード・シッケル            
【撮影】ジャイク・ゾートマン                
【編集】フェイス・ギンズバーグ               
【原題】THE EASTWOOD FACTOR       

ワーナーの撮影所にある裁判所のファサードのオープンセットの内側が衣装倉庫になっていて、イーストウッド作品で使われた衣装が保管されているというのが面白い。どういうわけか、コロンビア映画のはずの「ザ・シークレット・サービス」の衣装もあった。

ワーナー・ビデオの製作なので、他の会社の作品、特にマカロニ・ウェスタンはほとんど取り上げていない。

撮影所内の録音スタジオが「イーストウッド・サウンド・ステージ」という名前になっているという。ここでイーストウッド作品の音楽の録音もするといい、当人がピアノを弾いて見せる。会社名も「イーストウッド・ブラザース」にしたらどうかと言ったら却下されたと冗談めかして語るが、なんだか冗談に聞こえない。

それにしても不思議なのは、全然別のライターによって書かれたシナリオの役であっても、イーストウッドが演じているとある一貫性が出てくること。そういう役を選んでいるからには違いないだろうが、この手のドキュメンタリーではライターに取材することが皆無なのは気になる。


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