ジェイソン・ボーンは自分が誰だかわからない情報部員という設定だったが、こちらも自分の正体をよく知らないというのは、記憶を消す陰謀でも行われたのかな。
身体能力・知的能力を高める薬という設定はもう充分リアリティがある。
役者は揃っていて、むしろもったいないくらい。
レイチェル・ワイズの知的美人ぶりは魅力的だけれど、偽造パスポートに貼ってある写真が太ぶちメガネかけているというのは、まずくないか。
遠隔操縦機から爆撃されるシーン、アフガンなどで実際に使われているわけだけれど、狙われる側からしてみるとイヤな感じだなあ。相手が全然見えないのだから。
アクション・シーンでマニラの人も車もごったがえしている中、スラムから道路にかけてのチェイス・シーンは街の特徴を生かして、迫力あり。結局、日本ではこういうアクション・シーンは未だに撮られていない。
(☆☆☆★)
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