prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ボーン・レガシー」

2012年10月12日 | 映画
主役がマット・デイモンからジェレミー・レナーに変わったのは、同じ役で役者だけ変ったのかと思ったら違うのね。脇の人物も一部だぶっていて、同じ世界で別の主人公を立てた番外編。明らかに続きがある終わり方だけれど、どうつなげるのでしょう。

ジェイソン・ボーンは自分が誰だかわからない情報部員という設定だったが、こちらも自分の正体をよく知らないというのは、記憶を消す陰謀でも行われたのかな。
身体能力・知的能力を高める薬という設定はもう充分リアリティがある。

役者は揃っていて、むしろもったいないくらい。
レイチェル・ワイズの知的美人ぶりは魅力的だけれど、偽造パスポートに貼ってある写真が太ぶちメガネかけているというのは、まずくないか。

遠隔操縦機から爆撃されるシーン、アフガンなどで実際に使われているわけだけれど、狙われる側からしてみるとイヤな感じだなあ。相手が全然見えないのだから。

アクション・シーンでマニラの人も車もごったがえしている中、スラムから道路にかけてのチェイス・シーンは街の特徴を生かして、迫力あり。結局、日本ではこういうアクション・シーンは未だに撮られていない。
(☆☆☆★)

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10月11日(木)のつぶやき その2

2012年10月12日 | 映画

莫言って映画「紅いコーリャン」の原作者か。映画は昭和天皇の大喪の礼ですべての映画館が休業している中、上映された。日本軍の中国侵略描いていたから、微妙だったのだな。 #dig954


文芸兵ね。日本のペン部隊みたいなものか、違うのか。 #dig954


アラスカのオイルサンドが原油価格が上がったから逆に採算がとれるようになったのと似たようなものかな。 #dig954



10月11日(木)のつぶやき その1

2012年10月12日 | 映画

なお、このウイルスは自動的に消滅する


「天皇の世紀 #7 #8」大難にあたっての上の連中の右往左往ぶりが、幕末から番組制作当時も、現在も変わらない。 goo.gl/kHP2z


①想田和弘氏「文楽なんかも人類の遺産です。大阪の文化であるけれどもそんな小さい話ではないですよね」 平田オリザ氏「(橋下氏が)文楽の資金援助を締め付けるっていうのはタリバン政権が仏教遺跡を壊したのと同じことをしているのです」(「世界」11月号。両氏対談「民主主義を諦めないために)

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②(文楽などタニマチ寄付について)平田オリザ氏「お金を出す人の趣味などで偏りが出る。日本の現実からすると寄付文化は殆ど無く、かえってそれだと市場原理に任せてしまう。それがダメだから公共政策があり、文化の恩恵は橋や道路の比ではない。その投資回収には千年単位が必要」(「世界」大意)

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③平田オリザ氏「『俺は、金閣寺は好きじゃないからナシね』と言ったらみんな怒りますよね。なのに、文楽など形のないものは、単にお金を止めるだけで見えにくい。要するに自分で手を下さないのです。死刑で誰がボタンを押したかわからないみたいな状態になっているのです」(「世界」11月号)

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