しかし、原節子(1920年6月17日生)は今でも生きているんだな。今村昌平('26生)より年上だ。
「黒い雨」でカットされたカラーのお遍路姿の断片が見られる。バックには「網走番外地 悪への挑戦」('67)ののぼり旗が見える。
日本アカデミー賞受賞式の泣いている顔のアップ、あまりメイクしていないのかそばかすが見える。
「鏡の女たち」でも原爆がモチーフになっていたし、癌との闘病で放射線治療を受けて髪が抜けていた、という暗合。
チャンネル [BSプレミアム]
2012年10月20日(土) 午後10:00~午後11:00(60分)
ジャンル ドキュメンタリー/教養>ドキュメンタリー全般
映画>邦画
情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー
番組内容去年4月、この世を去った女優・田中好子。命の尊さを伝える使命感を持っていた彼女が、死の間際に残した言葉「もっと演じたかった」の裏には、どんな思いがあったのか。
出演者ほか【語り】平田満
詳細2011年4月、惜しまれながらこの世を去った女優・田中好子。病の床から語りかけた言葉「もっと演じたかった」は強い印象を残した。“元キャンディーズのスーちゃん”としか見られない苦悩の中、巨匠・今村昌平監督らとの出会いの中で、演技派として目覚めていく。誰からも親しまれる母親役の一方で、命の尊さを伝える使命感を持っていたことは知られていない。死の間際に残した言葉の裏にどんな思いがあったのか、見つめる。