prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「BUNGO ささやかな欲望 告白する紳士たち」より「鮨」

2012年10月29日 | 映画
橋本愛はこのところ出演作がひきもきらないが、どれも顔が違って見える。初めのうち、誰かと思った。
誰の記憶なのかはっきりしないかたちで回想に入るあたりに、男の思い出話をいきなりさせない一種のシャイネスを感じさせる。
子供に食べさせる寿司にわさびを抜くのはもちろん、しょうゆもつけない。
寿司職人がタバコを吸うのが気になった。他の二話にもタバコが出てくる。昭和の空気を出すのに有効ということだろうか。

シリーズ全般にいえることだが、強いて現代化しないで昭和の時代がかった感じを美術・色彩・光の感じすべてにわたってよく出している。技術スタッフは今回の六本全部バラバラに編成されていて、製作委員会以外はほとんどキャスティングだけが一人で統括しているというのは、ちょっと珍しい。

主演 橋本愛 リリー・フランキー
原作 岡本かの子 脚本 大森寿美男 監督 関根光才

人気ブログランキングへ


本ホームページ


公式サイト

BUNGO ささやかな欲望 告白する紳士たち - goo 映画

10月28日(日)のつぶやき

2012年10月29日 | Weblog

東京都の選挙費用が50億円というのにびっくり。


「推理作家ポー 最期の5日間」それほど期待しないで見たら、おもしろかった。 goo.gl/uE3Cy


ハンス・ヴェルナー・ヘンツェが逝去。86歳。「エクソシスト」サントラでエンドタイトルに使われた「弦楽のためのファンタジー」を聴いたのが最初。現代音楽のアンソロジーの感もあったアルバムだった。


とっつきにくいとされる現代音楽を映画音楽経由で自然に聴くこと多かったな、と思う。「2001年」経由のリゲティとか、やはり「エクソシスト」経由のペンデレッキとか。


武満徹が、映画音楽について聞く人間の数が多いことと、コンサートでは難しいとか言われる曲が映画で聞くと自然に「きれいな曲だった」と受け取ってくれるのが魅力、と言ってましたな。


日本の現代音楽では、広瀬量平・石井真木・松下功などを実相寺昭雄経由で聴きだした。


kindleもiPadも様子見だな、こりゃ。


というか、あまり買う気なし。


英テレグラフ紙選出「衣装が素敵な映画15本」 #映画 #eiga eiga.com/l/fZcRT @eigacomさんから いわゆるコスチューム・プレイはほとんど入ってないのね。実生活で真似できる、おしゃれの参考になるのが基準になったみたい。


小異を捨てて大同につくー上杉氏の呼びかけで自由報道協会の設立メンバーになった時は、そんな気持ちだった。「大異」を「小異」と思い込み、心にざらっとくる直感的な違和感を様々な理屈で押さえ込んだ。そう言えば、過去にもそんなことがあったっけ。心の警戒警報は、もっと大事にしていかなくては…

小暮 宏さんがリツイート | 171 RT

コピペ日記 : 恋する日曜日・文學の唄 蒲団 若松孝二さん追悼番組 blog.livedoor.jp/katikujin/arch…


コピペ日記 : 現代の音楽 -フランコ・ドナトーニの音楽-(2) blog.livedoor.jp/katikujin/arch…