prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」

2016年12月18日 | 映画
ハリー・ポッターの世界観を受け継いでいるけれど、いったんリセットして違うところから話を始めているから見やすい。
小説から脚色したのではなく新しく立ち上げたせいかこのまますっきりした形で続いていくのだろうか。

話の芯も学校=成長であるより、協定=交渉に移行したのは、主人公が大人になったということと、新天地アメリカに舞台が移ったのに見合ってのことだろう。

出演者の中でレッドメイン以外で知名度が高い人は悪役にまとめて、しかも次作以降かなりキャスティングで融通が効かせられそうに配備している感。

ちょこちょこハリーの世界に出てきたキャラクターが思わぬところに顔を出すのが楽しい。

魔法動物たちの大暴れはこれからも膨らみそう。破壊されたニューヨークの街を元に戻してまわり記憶を消すあたりメン・イン・ブラックみたい。どれだけムチャな破壊をしても元に戻せるというのは便利。9.11と強いて結びつけることもないが自然に重なって見える。
(☆☆☆★★)

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 公式ホームページ

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅|映画情報のぴあ映画生活

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 - シネマトゥデイ



本ホームページ

12月17日(土)のつぶやき

2016年12月18日 | Weblog