有田でのお話のパート2です。
今回の有田への帰省を
もう一人幼なじみの男の子にメールで伝えました。
「1日に帰るねん。お家へ行くわね」って。
そしたら1日の午後
彼が活動するボランティアの人たちと老人施設を慰問して
そこでみんなで作った紙芝居をするとのこと。
是非、その老人施設を訪れて紙芝居を観てほしいと。
有田に着いて実家へ行く前に彼の家によると
彼はニコニコ顔で迎えてくれました。
奥様もとっても優しくて「ゆっくりしていって」と言ってくださる。
奥様公認の間柄が嬉しい。
でも長居は出来ません。
目いっぱい忙しい一日ですから。
紙芝居をするという老人施設は実家から徒歩3分。
とてもタイムリーな帰省に私は嬉しかった。
始まる時間に私たちは老人施設を訪問しました。
今日はここに入居している人たちの中から
4月生まれの人たちの「お誕生日会」のお祝い。
そのお祝いの席で手作りの紙芝居が披露されました。
物語は高野山や吉野に伝わる民話を
和田氏が「高野の杉」という再話にして
木下氏が絵を描いたというオリジナリティー豊かなものでした。
高野山の弘法大師と吉野の権現さんがお伊勢参りをした時の
杉と桜のお話です。
世界遺産に登録された高野山にはたくさんの杉があります。
そして吉野の桜も上千本、下千本というほど有名です。
弘法大師と権現さんがお伊勢参りをした時
おみやげに買った苗木は
実は弘法大師が桜で、権現さんが杉でした。
けれど宿に泊まった夜、弘法大師が権現さんの枕元にある
杉の苗木と桜の苗木を交換してしまったのです。
よく考えてみると桜はきれいだけれど、パッと咲いてパッと散る。
それに比べて杉の木は派手なことはないけれど
いつまで経っても葉は落ちないし、大きく育つと売ってお金にもなる。
弘法大師はそう思って眠っている権現さんの枕元の苗木を
交換したのです。
今となってはこれもみな「御仏のお導きだった」と・・・。
面白い民話です。
木下氏の描かれた紙芝居の絵は大きくて
少し目の不自由な高齢者にもはっきり見えます。
紙芝居は絵が命です。
どんなに面白い物語でも
紙芝居が小さいようでは面白みは半減。
効果音にはプレーヤーで鶯や小鳥の鳴き声を流しています。
幼なじみの彼も声に抑揚をつけて役になりきります。
5人のボランティアの方たちの共同制作の紙芝居。
ほんの数分の紙芝居劇でしたが
憩いの部屋に集まった入居者の人たちは
とても楽しそうに観ていました。
その様子を見ていると、こんな時間いいなぁ・・・と思いました。
ボランティア活動をする人を私は尊敬します。
私にはとても出来ないことだからです。
教えられることの多い老人施設でのひとときでしした。
今回の有田への帰省を
もう一人幼なじみの男の子にメールで伝えました。
「1日に帰るねん。お家へ行くわね」って。
そしたら1日の午後
彼が活動するボランティアの人たちと老人施設を慰問して
そこでみんなで作った紙芝居をするとのこと。
是非、その老人施設を訪れて紙芝居を観てほしいと。
有田に着いて実家へ行く前に彼の家によると
彼はニコニコ顔で迎えてくれました。
奥様もとっても優しくて「ゆっくりしていって」と言ってくださる。
奥様公認の間柄が嬉しい。
でも長居は出来ません。
目いっぱい忙しい一日ですから。
紙芝居をするという老人施設は実家から徒歩3分。
とてもタイムリーな帰省に私は嬉しかった。
始まる時間に私たちは老人施設を訪問しました。
今日はここに入居している人たちの中から
4月生まれの人たちの「お誕生日会」のお祝い。
そのお祝いの席で手作りの紙芝居が披露されました。
物語は高野山や吉野に伝わる民話を
和田氏が「高野の杉」という再話にして
木下氏が絵を描いたというオリジナリティー豊かなものでした。
高野山の弘法大師と吉野の権現さんがお伊勢参りをした時の
杉と桜のお話です。
世界遺産に登録された高野山にはたくさんの杉があります。
そして吉野の桜も上千本、下千本というほど有名です。
弘法大師と権現さんがお伊勢参りをした時
おみやげに買った苗木は
実は弘法大師が桜で、権現さんが杉でした。
けれど宿に泊まった夜、弘法大師が権現さんの枕元にある
杉の苗木と桜の苗木を交換してしまったのです。
よく考えてみると桜はきれいだけれど、パッと咲いてパッと散る。
それに比べて杉の木は派手なことはないけれど
いつまで経っても葉は落ちないし、大きく育つと売ってお金にもなる。
弘法大師はそう思って眠っている権現さんの枕元の苗木を
交換したのです。
今となってはこれもみな「御仏のお導きだった」と・・・。
面白い民話です。
木下氏の描かれた紙芝居の絵は大きくて
少し目の不自由な高齢者にもはっきり見えます。
紙芝居は絵が命です。
どんなに面白い物語でも
紙芝居が小さいようでは面白みは半減。
効果音にはプレーヤーで鶯や小鳥の鳴き声を流しています。
幼なじみの彼も声に抑揚をつけて役になりきります。
5人のボランティアの方たちの共同制作の紙芝居。
ほんの数分の紙芝居劇でしたが
憩いの部屋に集まった入居者の人たちは
とても楽しそうに観ていました。
その様子を見ていると、こんな時間いいなぁ・・・と思いました。
ボランティア活動をする人を私は尊敬します。
私にはとても出来ないことだからです。
教えられることの多い老人施設でのひとときでしした。