マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大阪造幣局・桜の通り抜け

2006年04月13日 | イベント・行事
東海に住む写真仲間の友人と今年も春の撮影会をしました。
毎年春と秋の2回、京都で桜と紅葉を撮っています。

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今年は大阪造幣局の桜の通り抜けに来たいとのこと。
私のホームグランドに来阪とあれば、俄然張り切る私。
今日、造幣局の桜の通り抜けにご案内しました。

9時過ぎに新大阪に到着した友人を出迎えました。
造幣局に着くと門前では長蛇の列を作り
観桜者たちは午前10時の開門を待っていました。
この様子は毎年変りません。

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造幣局は約560メートルの通路沿いに
123種類、363本の桜が咲き誇っています。
大半が遅咲きの八重桜で
その美しさは例えようがないほどです。
この通り抜けは私の浪速自慢のひとつでもあります。

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初めて観る友人の感動は一入で
その様子に私も大満足でした。

造幣局の桜は、みんなに親しみを持ってもらおうと
1本1本に名前がついています。
東錦、関山、御衣黄、紅華、孔雀、白雪、大手毬、楊貴妃 etc・・・。
123種類の桜がそれぞれにふさわしい名前を持っていて
桜の幹に名札が取り付けられています。
まるで可愛い小学生のようです。

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造幣局には毎年「今年の花」というのがあります。
この桜は2006年の今年の花に選ばれた「大手毬」です。
多数の花が枝の先に密生して咲き
大きい手毬のようでこの名がつけられたと言われていて
花は中輪の淡紅色で花弁数は20枚程だそうです。

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そして一般公募の中から選ばれた
俳句や川柳を書いた短冊も桜の木に付けられています。
短冊が風に揺れ、花びらが風に舞い
ここはもう時代絵巻の夢街道のようです。
浪速の春をこよなく愛するひとときです。

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通り抜けは一方通行です。
「立ち止まらないでください」
「写真撮影は手早くしてお進みください」
「桜に触らないでください」
「前へお進みください」

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そんなアナウンスが流れます。
もう右を見ても左を見ても、前を見ても後ろを見ても
カメラを手に写真を撮っている人・人・人・・・。
愛されて、慕われて、親しまれて・・・
造幣局の桜が一週間だけ庶民の心に花を咲かせてくれます。

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こんな粋な計らいを観ないわけにはいきません。
昨年の観桜者数は114万人を突破。
今では大阪の春の風物詩です。

造幣局を出たのは11時。
次に友人の希望は大阪城の西の丸庭園の桜見物です。

この続きは14日のブログでお話しますね。
明日も「マドンナのナイショ話」を読んでくださいね。





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