
映画「NANA2」を観て来ました。
昨年9月に「NANA」が公開されて1年3ヶ月。
そのパート2です。
昨年の「NANA」公開の時の人気は凄いものでした。
社会現象を巻き起こし、連日テレビのワイドショーで話題となり
NANAグッズが売れまくった。

チャリティオークションのピアスが
もの凄い値段で売れたのも注目の的となりました。
落札価格はなんと1501000円。
ゼロがひとつ多い?
いえ、百五十万一千円です。

この映画は
原作・矢沢あいの「コミック・NANA」の映画化で
このコミックは少女漫画「りぼん」からデビューしたもので
デビュー当時から「NANA」の人気は高まるばかりでした。
やがて「コミック・NANA」として発売され始め
今もなお完結していません。
私も娘の持っている「コミック・NANA」を読むとかなり面白く
現在の苦悩する若者の姿が浮き彫りに描かれていました。

二人のナナの友情、切ない恋や、音楽への夢。
そして妊娠、ドラッグ、リストカッター。
何度も挫折を繰り返しながらも
夢を捨てずに前向きに進んでいく若者の姿が愛しい。
「NANA2」も切ないまでも透明感のある若者の物語でした。
前回同様、物語の中で私の好きなモノローグを紹介しますね。
なおこれは昨年の「NANA」を観ての私のブログです。
「マドンナのナイショ話 NANA」
ねえ、ナナ
夢が叶うことと幸せになることは どうして別ものなんだろう。
でもあの夜、誓った想いは 今もこの胸にあるよ。
あたしたちが描いていた 夢の輝きは忘れない。
ただ願うことだけでは夢は叶わないことくらいもうわかっていたけれど
あの頃のあたしたちは
夢がひとつ叶うごとに幸せになっていける気がしていた。
あんたは気づいちゃいないだろうね。
自分の一挙一動が今は台風並みの勢力で
あたしの気持ちをかき乱しているよ。
あたしはまるで初めて恋を知った少年のようだった。



