
一週間前に友人が写真集を送ってくれました。
写真家・児玉姫子の「Passers-by - 静かな肖像」です。
友人の奥さまが児玉姫子氏とお友達であるらしい。
写真を志す私に
「一冊手元にあってもいいかなと思って送ったよ」と。
嬉しいクリスマスプレゼントを頂きました。
写真集を開くと私の知らない世界が広がりました。
先ずはこの写真集はすべてモノクロの世界。

そして風景写真は一枚もなく、すべてが人物。
リアルな表情がファインダーを覗いています。
いえ・・・
ファインダー越しにリアルな世界を覗いて撮った写真。
「静かな肖像」が
ページを開いた私に何かを語りかけているようです。
ホームページ更新のために三年半も日常を撮り続け
人物掲載はタブーなためほとんど撮らなかった。
だからこの写真集はとても新鮮で児玉姫子氏の世界へ
引き込まれていきました。

気持ちの切り替え。
感性の総入れ替え。
アートの世界は幅広く、柔軟に感じなきゃ
いい写真も撮れないし、心に響く言葉も綴れない。
私のWebサイト「マドンナの夢ギャラリー」の転機かもしれない。