今日のフォト。
さくらまんじゅう&桜茶
14日の雨で大阪のソメイヨシノはすっかり散ってしまったのに
まだ、桜に未練を残して、桜スーツ&お茶。
でも、大阪人なら、これをしなきゃ、4月が終わらない。
さ~て、今日は45枚の写真で、お楽しみください。
大阪の春の恒例行事「造幣局の桜の通り抜け」が15日から始まりました。
21日までの7日間、桜の回廊が楽しめます。
ここ、造幣局の南門から、約560メートル続く通りの両側に
植えられた桜は、126品種、348本。
造幣局の桜には、一本一本に名前が付けられています。
名前と一緒に、可愛らしい花姿も、ごらんください。
平野撫子(ひらのなでしこ)
「今年の花」に決まったのは、「平野撫子」
淡い紅色で、ナデシコのように、花弁に切り込みが入っている。
平野撫子(ひらのなでしこ)
京都の平野神社にある桜。
朝陽に照らされて、実に美しい花姿。
普賢象(ふげんぞう)
花弁数は20~40枚。
普賢象(ふげんぞう)
まさに圧巻。
市原虎の尾(いちはらとらのお)
京都の洛北市原にあった桜で、咲くありさまは虎の尾のようで
花弁数は、30~40枚。
綾錦(あやにしき)
北海道松前町の朝利政俊氏が、「松前早咲」の実生から育成した桜。
八重紅大島(やえべにおおしま)
花弁数は26~35枚、少し香りがある。
御信桜(ごしんざくら)
京都・西本願寺元門主、大谷光瑞氏が、命名した桜。
紅手毬(べにてまり)
造幣局の桜には、市民から俳句を募り
入選作はこのような短冊にして、桜の下に掛けられる。
大手毬(おおてまり)
本当に大きな手まりのように見える。
渦桜(うずざくら)
このようにして名前が付けられ、ぼんぼりもあって
造幣局の桜は幸せ者。
静香(しずか)
名前の通り、もの静かで、優しい雰囲気の桜。
日暮(ひぐらし)
東京荒川堤にあった桜。
花弁数は約20枚。
めがね橋
中門を入ったところにある橋。
鬱金(うこん)
江戸時代に、京都・知恩院に植えられていた桜。
花弁数は、10~15枚。
夕暮(ゆうぐれ)
夕暮れに美しいと言われ、少し芳香がある。
関山(かんざん)
明治初年、東京荒川堤の桜として有名になった桜。
関山(かんざん)
花は、濃紅大輪で、花弁数は30枚程度。
造幣局旧正門
旧正門前の「帆立(ほたて)」という桜。
造幣局旧正門
煉瓦
この煉瓦は、大正時代初期に造られたもので
この積み方は、当時のものを再現しています。
創業当時のガス燈
明治4年(1871年)から局内の工場や、宿舎付近の
街路の照明に使用していた。
句碑(花の里塚)
本田渓花坊先生による「大阪に 花の里あり 通り抜け」の
句が刻まれています。
藤棚の藤の木
この藤は、明治天皇が造幣局に行幸された際に
生け花として使ったものを挿し木して、育てたところ、根付いたものです。
紅華(こうか)
華やかに咲いているところから、この名前が付けられた。
花弁数は30~40枚。
松月(しょうげつ)
最初は淡紅色で、次第に白色となる。
松月(しょうげつ
葉化雌しべがある。
御衣黄(ぎょいこう)
花は黄緑色で、開花が進むにつれて花弁の中心に
紅色の縦線が現れる、珍しい品種で、花弁数は15枚程度。
染井吉野(そめいよしの)
やはり染井吉野は、散るのが早い。
簪桜(かんざしざくら)
佐藤藤右衛門氏が、東北の旅の途中で見つけた桜で
花弁数は30枚程度。
紅玉錦(べにたまにしき)
つぼみが紅の玉のようになり、花が球状になる。
花は淡紅色の大輪で、花弁数は、40~50枚。
八重紅枝垂(やえべにしだれ)
仙台の伊達家にあった桜で、明治初年仙台市長の遠藤氏が植えたため
「遠藤桜」とも呼ばれている。
八重紅枝垂(やえべにしだれ)
花弁数は15枚ほどあり、とても美しい。
不断桜(ふだんざくら)
局内のお庭を通り抜けできるのは、この時だけ。
ぼんぼりが、いたるところにあり、昼も夜も美しい光景。
墨染(すみぞめ)
東京・荒川堤にあった桜で、花は淡紅白色の一重の里桜。
葉の色が、やや暗い感じがするとことから、この名が付けられた。
楊貴妃(ようきひ)
開花時は、淡紅色となり、花色もすぐれ、豊満なので
中国の楊貴妃を連想して、世人が付けた名前。
造幣局桜の通り抜け・貨幣セット。
紙ケースの写真は、今年の花「平野撫子」
造幣局を訪れた記念に。
平成21年の、未使用の貨幣6種と、純銀製の年銘板1枚を
プラスチックケ-スに組み込み、紙ケ-スに収納してあります。
さ~て、こちらは桜の通り抜けのおみやげに。
さくらまんじゅうと、桜茶です。
お湯を注ぐだけ。
中に桜の花びらの入った、ドライフーズです。
お湯を注ぐと、ホラ・・・。
とっても美味しいです。
最後まで、造幣局の桜の通り抜けを見てくださったあなたに
さくらまんじゅうと、桜茶を召し上がれ。