今日のフォト
新歌舞伎座(大阪市中央区難波)
1958年開場。
桃山様式の唐破風造りが目を引く大劇場です。
2010年夏、近鉄「上本町駅」に新劇場として移転オープン予定。
難波での興業は、2009年6月末まで。
51年間、難波の顔のひとつとして、存在していた。
吉本工業本社ビル(東京新宿にも本社ビルがある)
芸能プロダクションを中心とし、テレビ番組制作会社
CS放送やケーブルテレビ向けのテレビ局
不動産事業などを傘下に抱える業界最大手の複合企業。
「お笑いの総合商社」 「日本最大の芸能プロ」と言われ
芸能界における絶対的な権威から、今や、業界では
「吉本なしでは、番組が作れない」とまで言われる。
その吉本興業本社ビルの近くにある「釜たけうどん」
このお店の店主の木田さんは、言わずと知れた関西讃岐うどんの草分けで
誰もが認める関西うどん文化の発展に大きく寄与された功労者です。
大阪市中央区難波千日前4-20 釜たけうどん
この日も、外で並んで待ちました。
その間の撮影です。
中をズームで撮ってみましょう。
「やってます」は、営業中の意味。 大阪らしい。
壁の上に色紙、ボードには何かペったんぺったん。
ピンクの帽子は意味不明。
外に貼っている、こちらで一番人気のメニューです。
テレビ、新聞、雑誌の放送・掲載も80件以上。
もうちょっと待たされそうです。
休日には長蛇の列で、諦めて、リベンジして・・・。
店内はせまい。
もちろん、相席です。
「私、相席なんてイヤ~」と、いう人は、釜たけうどんは一生食べれません。
やっと席に座れました。
もちろん相席です。
座った席の目の前に、千原ジュニアの千原 浩史のサイン色紙。
写真入りです。
座った席の上を見上げれば、宮川ファミリー(大助&花子)のサイン色紙。
凄いわ~。
その横が、アホのサカタの坂田利夫のサイン色紙。(写真入り)
座ったところだけでもこんな調子。
このお店は、吉本のお笑い芸人たちがいつも出入りしていて
それが口コミとなり、大ブレイクしたそうです。
もちろん、メチャクチャ美味しいうどんなのです。
吉本の芸人たちが通う気持ちがよくわかる。
関西では超有名な雑誌、Meets(ミーツ)
これはそのミーツの雑誌(月刊誌)の表紙を飾った写真。
ここのお店の看板メニューの「ちく玉天ぶっかけうどん」の写真を
パネルにして店内にかけてありました。
他にも、あまから手帖、西の旅、大人組の雑誌にも登場。
これが「ちく玉てんぶっかけ」です。
半熟玉子とちくわ天をのせた、濃い出汁のぶっかけうどんです。
半熟玉子は写真を撮るために割りましたが
出てくる時は、まるいままで割れていません。
麺は極太で、弾力のある強麺。
口の中に入れると、プリンプリン弾け、噛むとグミグミって感じ。
讃岐うどんのコシの強さとは、また方向性が違うような
釜たけさん独特の麺に、魅了されてアッという間に食べてしまう。
つゆ(出汁)も、濃すぎず、薄すぎず、その微妙なバランスが難しいけれど
こちらのつゆは、一度食べたら忘れられない味。
温ちく玉天ぶっかけ(温いぶっかけうどん)もありますが
こちらの冷たい方が、有名です。
うどん好きの人は、釜たけうどんの店主さんを
「人間国宝」にしてほしいくらい・・・だと、絶賛しています。
「京(京都)の着だおれ、浪速(大阪)の食いだおれ」
大阪には、こういうメッチャ「うまいもんのお店」、ぎょーさんありまっせ。