マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大川良太郎2017年7月公演・羅い舞座堺東7(7月18日昼の部)

2017年08月02日 | 大川良太郎



今日のフォト。 劇団九州男、大川良太郎座長。
大阪・梅南座、8月公演がスタートしています。


私のブログはまだ7月公演ですが、お付き合いください。
劇団九州男7月公演、羅い舞座堺東、7月18日、昼の部公演。






            









第1部、 ミニショー。 
伸吾さんと翔一郎くん、異色の組み合わせ。 


マキさん、ブルーの衣装がよく似合う。 ♪北ものがたり。(石川さゆり)
香おりさん&要さん、芸者姿で。 ♪島田のブンブン。









劇九群舞。 ♪カサブランカ・グッバイ。(鳥羽一郎)
お客さまからいただいた、シューアイスを食べる。
「ワォ!冷た~」って。






第2部お芝居、「花かんざし」


姉妹(マキ&香おり)で旅の途中、姉(マキ)が持病で具合が悪くなった。
妹(香おり)が、水をくみに行っている間に
浪人(伸吾)が姉に近づき、金をよこせと言ってきた。
断る姉を浪人は、斬り殺した挙句、妹の目まで
潰してしまい、妹は目が見えなくなった。


通りすがりの源太(良太郎)は妹を助け、浪人を追ったが逃げられた。
源太は、目の見えなくなった妹(香おり)をうちに連れて帰り
一緒に暮らすようになる。
そして2人は、「お兄ちゃん」「八重ちゃん」と呼び合うようになる。


八重は、「お兄ちゃんの顔を触らせてほしい」と言う。
源太は、「今は汗をかいているから、あとでな」と言う。
実は源太の顔には、大きなあざがあった。


その昔、火事の時、好きな女を助けるために、火の中へ飛び込んだ。
女は助けたが、その女とは別れてしまい、源太はもう一生
女は好きにならないと決めていたのに、八重を好きになってしまった。


八重に顔を触らせてほしいと言われた源太は
弟分の信(しん=たくや)に頼んで、八重に顔を触らせる。
もしばれそうになったら、聾唖(ろうあ)者=聴覚障害の
隣のおじさんだと言ってくれと言う。
信は、八重を好きになってしまった。


信は、源太の留守中に、花かんざしを持ってきて、八重の髪にさす。
お兄ちゃんでない誰か、信は聾唖(ろうあ)者の隣りのおじさんだと告げる。
信が花かんざしを贈ったことで、源太は怒り取り上げてしまう。


医者に診てもらうと、八重の目は治るが、薬代に十両の金が必要だという。
源太は金の工面をしてきた。
そしてこれで八重の目を治してくれと、医者に頼む。


八重の姉を殺した浪人(伸吾)に出会い、源太と信は仇を討つ。
八重姉妹の仇を討つことができた。
源太は、「俺の愛で、八重ちゃんの目は治ったんだ。
頼む、八重ちゃんを諦めてくれ」と、信に頭を下げる。


そこへ目が見えるようになった八重がやってきた。
八重は、「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と言いながら
信(たくや)のところに走って行き、抱きしめた。


顔にあざのある源太は、自分が「お兄ちゃん」だとは
名乗れなかった。
源太は、聾唖(ろうあ)者の隣のおじさんとなって
八重(香おり)に、身振り手振りで話す。


信と一緒になって、仲よく暮らせ。
子供を3人くらい作って、幸せに暮らすんだよ。
そして持っていた花かんざしを八重の髪にさしてやる。


お兄ちゃんとは名乗らず、身振り手振りで伝える
八重を想う、源太の気持ちが切なくて、泣かされる。


源太は、自分を思ってくれる女(要)と一緒に
立ち去ろうとする。
花道に立った源太(良太郎)は、その時初めて声を出す。
「八重さん、達者でな!」


その声で、聾唖(ろうあ)者の隣のおじさんが、お兄ちゃんだとわかる。
立ち去る源太に、八重は何度も「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と、呼び続ける。









お芝居の後の口上ご挨拶。
泣きはらした顔の観客たち。 いいお芝居でした。









第3部、 舞踊ショー。
オープニングは、袴姿で、たくやくん&翔一郎くん&マキさん&香おりさん。
座長と伸吾さんも袴姿で。 ♪佐渡の恋唄。(細川たかし)


九蝶香おりさん、蝶が飛ぶ。 ♪恋しそうろう。(藤 あや子)
たくやくん、真っ白い衣装で踊る。 ♪愛のかたまり。(Kinki Kids)









先の舞踊から、早変わりで座長登場。









立ちは、翔一郎くんとたくやくん。
♪銀座のトンビ。









伸吾さん、名前入りの傘。 ♪愚かしくも愛おしく。(宇崎竜童)
座長と香おりさん、兄妹の舞。 ♪大阪ラプソディー。


翔一郎くん、お面を持って。 ♪ブラジル音頭。
くっさま、歌ってくれる。 ♪アケミという名で十八で。









美しい女形。









人形ぶり。 切なく舞う。









魂が宿り、脈が波打つ。 ♪浮世絵の街。(内田あかり)









破れた番傘。









シルエット・・・









ひとつ・・・









ふたつ・・・









みっつ・・・ と、見えて来る喜び。









邪魔する傘は、上にあがった。









シルエットから、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・と、じらされた分。
気持ちは、ここで弾けた。









そしてここで、落ちた。




♪裏道の花。(島津亜矢)


良太郎が舞台に上がるだけで、絶叫マシン。
マシンガン、撃った分だけ若返る観客。






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