今日のフォト。 「百日、紅」と書いて、サルスベリ。
この暑い夏、あなたは百日も紅色で、咲いていたのか。
「千日、紅」と書いて、センニチコウ。
この暑い夏、あなたは千日も紅色で、咲いていたのか。
8月23日は、二十四節気の「処暑(しょしょ)」
厳しい暑さは峠を越え、朝夕には涼しい風が吹き
心地よい虫の声が聴こえ、穀物も実り始めます。
二百十日、台風襲来の季節でもあります。
さて、7月28日にご臨終を迎えた、玄関のヨウシュヤマゴボウ。
根性木のヤマちゃんでしたが・・・。
10日も経つと、青葉がニョキニョキ。
没後、25日目で復活です。
3つに分かれた枝の先には、ヨウシュヤマゴボウの実。
この生命力に、驚かされます。
そしてまた玄関に、その姿を誇示し始めました。
有毒のヤマちゃん、小さいうちに伐採しようか思案中。
七十二候=処暑初候。 「綿柎開(わたのはなしべひらく)」
綿を包む柎が開き始める頃。
柎とは花の萼(がく)のことです。
柎が開き始めると、ふわふわとした綿毛が中からとび出します。
この綿毛が、木綿の糸や布になります。
住吉大社・御田植え神事の植女の花笠には、魔除けの「綿の花」の造花。
七十二候=処暑次候。 「天地始粛(てんちはじめてさむし)」
ようやく暑さが静まる頃。 天気図には秋雨前線が登場し
冷たい空気とともに秋を運んできます。
けれど日中はまだまだ暑く、夏の気候が続きます。
七十二候=処暑末候。 「禾乃登(こくものすなわちみのる)」
日に日に、稲穂の先が重くなってくる頃。
稲穂がこぼれるように実り、色づき始めます。
各地で、農作を祈る秋祭りが開かれます。
8月23日は、二十四節気の「処暑」
そろそろ秋の味覚が、食卓に並び始める。
楽しみな季節です。