最近、巷は「野球特待生騒動」で騒がしい。私が「特待生問題」ではなく、「特待生騒動」と書くのには理由がある。それは、問題の本質を追及しようとせず、ただ表面的なことで、騒ぎまくるマスコミにあきれているからである。もっと伝えなければならない重要な問題はないのだろうか。日本はつくづく平和な国だと思う。
私は、高校野球は好きではない。あの、作られたような清く正しく美しくといったイメージが体質に合わないのだ。また、通常、高校は、本来勉強をする場であり、野球中心の生活を送るのもどうかと思う。
しかし、それでも、人には色々な道があることは否定しないし、高校がそれに対応することについても反対はしない。
人には、誰しも、自分の持った才能を活かす権利がある。野球が得意なら、その才能により、1種の奨学(いや奨スポーツか?)制度が適用される。これは、当然その人個人の権利であり、高野連が、高いところから禁止するといった筋合いのものではない。
今回の騒動で、多くの生徒に影響が出てくると思う。経済的な面も含め、生徒への影響がないように配慮する必要があろう。
いっそ、特待制度を持っている学校は高野連を脱退して、新しい自主運営の野球連盟といったようなものをつくってしまえばとも思うのであるが。
特待制度実施の申告は334校-甲子園優勝21校も(サンケイスポーツ) - goo ニュース
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