ゲームで知り合った大人なおねえさんアルルンさんと学生(初出時は高校生)の師匠クンとの恋愛物語。「縁は異なもの味なもの」という言葉もあるように、男女の出会いはどこに転がっているのかは分からない。最近はこんな出会いも増えているようだ。もっともネットを悪用した犯罪も増えているのだが。
このシリーズまだ続いているのかと思ったら、続編のような扱いだったみたいだ。作者は、おまけのような気持ちで書いていると言っている。だからこれが続編の2巻目。
描かれているのは2人の日常。家で2人でゲームをしたり、コンビニへ行ったり、ゲームセンターの新規開店イベントに出かけたりといった具合だ。
この巻ではアルルンさんこと白石さんの名前の方も分かる。莉緒さんというらしい。師匠クンより6歳年上ということも分かる。面白いのは会社で後輩女子にのろけているシーン。年下の彼氏ってどうかと聞かれて、
「何してても可愛いから心が潤う」
らしい。これに対して後輩のツッコミは
「うーわっ! 先輩可愛いのにババァすねぇ!」
これに対してアルルンさんは一言。
「しゃあしか~・・・っ」
(笑)
こんな可愛いおねえさんなら、甘やかして欲しいという男子諸君も多い事と思う。
☆☆☆☆