「イジらないで、長瀞さん」の10巻目。一口に言えば、草食系男子の八王子直人(センパイ)と肉食系ドS女子の長瀞早瀬(ハヤっち、トロちゃん)が繰り広げるラブコメなんだが、この長瀞さん超ツンデレ。本当はセンパイのことが大好きなのに、ついイジらないではいられない。
この巻では、まだまだ長瀞さんはセンパイをいじっている。でもところどころに長瀞さんがセンパイの事を大好きなのが透けて見えるような。センパイ君も、あまり長瀞さんのイジリを嫌がっているようには見えない。
見どころは、長瀞さんの色々な恰好が見られることだろうか。一番需要の多いのは長瀞さんの巫女姿かな。他には長瀞さんのスキーやスケボー姿や柔道着姿。特に長瀞さんは柔道に何か屈託があるようだ(まあ、最新刊まで読んでいる人には、そのあたりも分かっているだろうが)悪名高い長瀞フレンズも、センパイをからかいながらも二人のことを生暖かい目で見守っているようなところも(笑)
ともあれ、フィジカル面には全く自身のないセンパイ君、長瀞さんに柔道のコーチを受けることになるのだが。果たして二人の恋の行きつく先は?
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