MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

東野交通(5)

2006-07-01 | バス[北関東]
(写真は宇都宮営業所内で許可を得て撮影したものです)

先程富士重工7Eボディを乗せた、東野交通の三菱ふそう製バスを取り上げましたが、こちらも車体は7E、比較的少ない日野車で車体後部のルーバーなどで識別できます。

ちなみにこの車両は同じ東武系列で、千葉県の我孫子[Abiko]市を中心に運行している阪東[Bando]自動車からの移籍車です。

窓サッシが引き違い式で黒く、また写真では判別できませんが中扉が4枚折戸になっているのも特徴です。

この様に阪東自動車の車両は非常に特徴があり、東野交通の自社発注車とは明らかに異なる車両ですので、比較的識別も容易です。

ちなみに阪東自動車の中古車両は東野交通の他にも、群馬県の伊勢崎[Isesaki]~埼玉県の本庄[Honjo]間を運行する、同じ東武系列の国際十王交通にも多数が移籍しており、こちらでは塗装も阪東時代そのままで使用されています。

東野交通(4)

2006-07-01 | バス[北関東]
今日は以前にも取り上げた、栃木県の東野[Toya]交通のバス紹介の続きです。

この車両は最近バスの車体製造から撤退した富士重工業製の車体を載せた車両で、割合最近まで製造されていた「7E」と呼ばれるタイプのモノです。

どちらかと言うと東日本に多い車両ですが日本全国で走っており、日産ディーゼル製バスでは標準車体になっていましたし、またいすゞ製の下回りを載せたものも多く、他に日野や三菱も少数ですが存在します。

東野交通でもこの車体のバスは結構走っており、写真の車両はその中でも希少な存在の三菱ふそう車ですが、宇都宮市内では他にも何度か見かけましたので、一台だけではなく数台は走っている様です。

MAKIKYUもこのバスに是非乗りたいと思い、(JR)宇都宮駅から真岡[Mōka]に行く際に、やって来たバスを1台見送り、15分位後の次発を待っていたら、来た! と思って乗車した所、車体は同じでも下回りはいすゞ製で、良く見ると多少の違いはありますが、同じ様に見えても色々ある様です。

ちなみにMAKIKYUがこの時乗車した車両は、意外にも床が板張りで黒い油が塗られたタイプで、床が板張りのバスは最近東京や神奈川(県西以外)辺りでは殆ど退役し、なかなか乗れないので、この様なバスが来ると嬉しいものです。

ちなみに東野では時々この様な車両が走っている様ですが、関東自動車はかなり古い車に以前乗車した時も床材が張られていましたので、こちらはあまり期待できそうにありません。

今日は東野交通の車両をもう1台紹介します。