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今日は青春18きっぷ2回目~陰陽連絡線をジグザグに

2006-07-26 | Weblog
現在旅行中のMAKIKYUですが、今日は青春18きっぷの2回目を使い、鳥取~松江間をジグザグにまわって来ました。

経路は以下の通りです。(特記以外は普通列車です)

鳥取-智頭-津山-(ことぶき)-岡山-新見-米子-(とっとりライナー)-倉吉(バスで市内を少々視察)-米子-(アクアライナー)-松江

今日は殆ど列車に乗り詰め、というのも因美線~津山線と伯備[Hakubi]線という陰陽連絡線(山陰と山陽を結ぶ路線)は共に未乗でこれを何とか片付けたかったのと、山陰本線の昨日・今日の中途半端な乗り方は、鳥取~米子間を夜間にしか乗車した事がなかったのが要因です。

この経路はどう考えても列車に乗るためだけといっても良く、鳥取~松江をわざわざこんな遠回りするのは完全に趣味の世界の話ですが、こんな切符の発券にも手間取りそうな経路でも気兼ねなく乗れるのも青春18きっぷのメリットです。

今日は鳥取からスタート、陰陽連絡線の前半は非電化線区なのでディーゼルカーばかりですが、これは長時間乗車していると振動で結構疲れる気がします。

また途中の智頭~津山間(特に鳥取と岡山の県境)は列車を一本逃がすと4時間以上来ないという閑散線ですが、それにも関わらず乗り通した乗客はMAKIKYU以外には1名だけという有様でした。

しかもこの区間、各所で徐行運転を行っているのでかなり遅く感じ、しかも使われている車両がキハ120系と呼ばれるトイレも付いていない厄介な車両(しかも新型にも関わらず居住性は悪いです)なので、やたらと疲れます。

津山では少々時間があったので駅前のバスターミナルでバスを数台撮影、ただ今回乗車は出来ていません。

津山線は快速ことぶきに乗車、これは国鉄時代から使われているキハ47というディーゼルカーでしたが、旧型とはいえ先程のキハ120系より遥かに快適です。

途中駅では急行つやまとも交換、一両はこちらの快速と全く同じ車両で、しかも停車駅や所要時間も殆ど快速と同じにも関わらず特別料金の必要な優等列車となっており、MAKIKYUは存在の意義をイマイチ理解できません。

また津山線は平凡な風景が続くものと思っていましたが、福渡を過ぎて岡山へ向かう途中、川沿いの車窓が意外と良かったと感じます。
(だからこそ落石事故が発生して不通になる事が近年にもあったのですが…)

岡山では乗換時間の間にバス数台を撮影、以前に何度か乗車した事があり、素通りするのは惜しい位色々走っていますが、今回はここも乗車は見送りです。

伯備線は新見乗換で両者とも2両編成のワンマン列車でしたが、ここも山の中を走っていくので車窓は結構良いのですが、山の天候は不安定なのか急に雨が降り出したと思ったら晴れ間が…という状況が繰り返される状況でした。

また伯備線は特急「やくも」が1時間おきに走る幹線で、普通列車は何度も特急の退避や交換待ちで数分~数十分停車がありますが、これを利用してとある駅ではなかなか目にする機会が少ない自治体運営バスの姿をGETすることもできました。
(このバスも機会があればそのうち取り上げたいと思います)

ただ昨日もそうなのですが、先週辺りの大雨の影響で山陰本線の一部区間(揖屋付近や泊付近)では徐行運転を行っており、このため特急を中心に遅延が生じ、単線区間が多いので対向列車も…という訳で数分~10分程度の遅れが常態化しているので、この周辺へ行かれる予定のある方などは注意が必要です。

米子からの倉吉往復は何故?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、これはMAKIKYUが鳥取~米子間を以前乗車した際は夜の暗い時間帯だった為で、ついでに倉吉では少々路線バス(日交・日ノ丸)にも乗車して来ました。(これは乗り放題手形があるので免費です)

ちなみに今日の画像は山陰本線から眺めた大山(だいせん)、この辺りでは山側に大山、そして反対には海という絶好の車窓が楽しめます。

最後は米子からアクアライナーで松江へ、米子発は1920頃(少々遅延)でしたが、西日本で日没が遅い事もあってか、松江到着の少し前まで車窓が楽しめる状況でした。


明日は青春18きっぷの旅は一休み、少々疲れも出てきそうなので松江周辺をのんびり回ろうかと思っています。

それにしても山陰は昨日の鳥取、今日の松江も夜が寂しい気がします。店が少ないのか、それとも閉店したのか、夕食もあまり色々選べない状況で…
(旅行者が利用し難いバイパス沿いなどのロードサイド店舗が多いだけかも…)

そういえばこの旅行、あまり美味しい物はまだ食べていない気が…